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仮面ライダージオウ 25話『アナザージオウ 2019』
ゼミ生の皆様こんにちは、語屋アヤ(@ridertwsibu)です。
今週はアナザージオウ編の前編でした。
ゲイツリバイブ登場の前編でもありますね。
キカイ編で明かされたソウゴの思いを現実化させる能力。
黒ウォズは相変わらずソウゴに予知夢としか伝えていません。
本人は無自覚なままですが、局面はオーマの日へと向かっています。
ソウゴを倒す方に強く傾いているツクヨミと、今まで通りにライドウォッチ借りたり喧嘩したりするゲイツ。
二人の態度差も強くなるばかり。
そして現れたアナザージオウ。
第一章が16話でしたが、第二章の終わりも近くなってきていますね。
特にアナザージオウはソウゴとの因縁が過去に絡み、ブラックボックスだったソウゴがジオウになる運命を背負った理由に関わってきそうです。
それでは今週も仮面ライダージオウの感想と考察を書いていきましょう。
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アナザージオウの能力について
アナザージオウは過去に倒したアナザーライダーの力をサルベージして自分のモノにしてしまう。
大体皆思っただろうけど、それはジオウじゃなくてディケイドの能力では?
ディケイドも本来は他世界のライダーと絆を作るか倒すかでカードを入手して変身していた。
プロセスも力の内容もディケイドの方が近しい。
まあ、ごついアナザーライダーで更にアーマー着込むのは難しく、予算面の問題もあったと思うので仕方のない措置だろう。
とはいえ、これでアナザーディケイドの扱いどうするのかという疑問はある。
ディケイドの力が破壊的過ぎてアナザーディケイド作れそうもない問題が先に立つけど。
アナザージオウよりも生み出すのが難しそうなアナザーライダーがいる時点で大問題な気がする。
とはいえ武装や他の力はちゃんとジオウしていた。
長針と短針をイメージした二刀流は考えが面白く武装的にも渋くて格好いい。
しかもジオウⅡの未来予知まで有しており、互いに未来を読み合う戦いも見せた。
結果普通に切り合っているだけなのは、予知者同士のお約束ということで。
アナザージオウが登場したおかげで過去のアナザーライダー被害者達の姿がまた見られたのが嬉しかった。
最初からアナザーオーズを持っていたのは致し方ない。
(檀黎斗王が真っ先に力を奪われたというのは、なんだかそれだけで面白いし)
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特に重要なのはウィザード早瀬だろう。
恋に敗れて玉砕した後もマジシャンを続けている。
ちゃんと過去を乗り越えた上で、なおかつマジシャンとして生計を立ているのは観ている側としては安心できた。
逃げ癖も相変わらずだったが、これは久し振りに頭のおかしい子発言を堂々としていたソウゴが悪いので仕方ない。
最近のソウゴは比較的まともな対応と発言が多かったので、相手の気持ちを考えないKYムーブは地味に懐かしかった。
もう一人、ファイズとフォーゼを兼任していた被害者も、今はしごく頭の良さそうな仕事をしている。
とりあえずアナザーファイズだけ出ていたが、アナザーフォーゼはちゃんと回収できているのだろうか?
ただでさえ一話でお役御免されてしまったのだから、再登場のチャンスは逃してほしくないなと思う。
今回、既に倒したアナザーライダーだけに絞ったことで、残りのアナザーライダーも個別で登場可能だ。
言い換えると他のレジェンドライダーが出演できる可能性もまだ残っている。
逆に、弊害として世界線が異なる人物の上、ティードのみが関わっていたアナザー電王は回収が難しそうだ。
そもそも電王のライドウォッチはまだ回収できていない。
どこかで電王が本編に関わる必要があるのだけど、どのタイミングで回収するのかある意味一番気になっている。
アナザージオウとソウゴの因縁
既にソウゴはオウマジオウやディケイド、そしてゲイツと因縁だらけなのに、新たな因縁持ちのアナザージオウが現れた!
主人公とはいえ因縁付けられ過ぎ(しかも全部未解決)ではないだろうか。
特に現在はゲイツと宿命の対決ムードである。
今さら中途半端な敵がライバル感出して横入りしても、話の腰を折るだけではと正直少し不安だった。
しかし蓋を開けてみれば、少なくともゲイツとは別路線で役割を切り分けられている。
また、ソウゴの因縁は少々面白い形で分別が付けられているたので、少し整理してみよう。
まずオウマジオウは現状のラスボスであり、2068年の未来における因縁だ。
ゲイツリバイブとなるゲイツは二つの未来を決する相手として現在の因縁。
そしてアナザージオウである加古川飛流は10年前に事故を起こしたバスにソウゴと乗っていた。
つまり10年前における過去での因縁だ。
(余談だが10年前だとディケイド放送中の時期である)
そしてあらゆる意味で例外枠と言えるディケイドだが、彼だけは番組が違う。
平成仮面ライダーの権化とも言える力を持つ存在。
つまり平成仮面ライダー枠の因縁なのだ。
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そもそもオーマの日は20人の平成仮面ライダーが集い王を決める日だったはず。
『平成仮面ライダー』の代表にして最強の力を有するディケイドの因縁は在る種当然と言える。
黒ウォズもディケイドはジオウ最大の敵と解説していたので代表格といって問題ない。
また平成仮面ライダー視点だと、アナザーライダーは平成仮面ライダーの枠を奪うために生み出されている。
本来の役割でいえばジオウ枠を奪うために出現した。
つまりディケイドが平成仮面ライダー枠の因縁に対して、アナザージオウはアナザーライダー枠の因縁とも言える。
こうして分けると見えてくるのは、すべての因縁が王を決める対決の代表者として振り分けられているのだ。
士は王になる気がなく、すこぶるフリーダムな生き方をしているのでオーマの日に現れるかは不明だが、王になるにはいずれ倒さねばならない相手だ。
もし激情態にでもなられたら、未来を読む能力も、過去に戻ってやり直しもクロックアップで封殺されてしまうけど。
なんだったら強化パーツも、ゴーストウォッチを無力化したように封じてしまえそう。
ジオウサイキョウ逃げてー!
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ソウゴはゲイツに倒されてもいいと思っている可能性
ゲイツとツクヨミがソウゴと袂を分かち、クジゴジ堂も静まり返っていた。
当たり前になっていた騒がしい日常が消えていて物寂しい雰囲気だ。
ソウゴも当初はゲイツやツクヨミを信じていると前向きな姿勢だったが、空元気もなくなってきている。
しまいにはアナザーライダーが事件を起こせばゲイツ達に会えるとまで言い出した。
悪意が全くなく不謹慎だと自覚もしている上でそう思うことを止められない。
ソウゴも地味だけど結構深刻な精神ダメージを受けている。
そしてオーマの日が早まっていることもあってか、ソウゴは遂にゲイツと直接戦う夢を見てしまった。
しかしそんなソウゴはどこか穏やかな雰囲気を保っている。
本来ならオーマの日にゲイツとの戦うということは、分岐した未来への未知が決定するということ。
それこそツクヨミはひたすら戦々恐々としており、すっかりジオウ絶対倒すガールになっている。
ゲイツはゲイツで自分が救世主になることを躊躇い続けていた。
ソウゴは自分の思いを現実化させる力についてはまだ自覚がないものの、オーマの日の決戦はどれだけ重要か理解できていたはずだ。
それにも関わらず、ソウゴはまるで気負っている様子がない。
緊張も友と戦うショックすらない時点で、ソウゴにはもはやオーマの日に起きる戦いと決着に執着がないのだ。
ソウゴは今、仲間や友達の大切さをとても強く感じている。
王になりたいという気持ちは当然まだ残っているはずだ。
しかしそのためにゲイツを倒すという決意はこれまで一度たりとも見せていない。
ソウゴにとって一番大事だったのはオウマジオウにならず王になる未来。
ゲイツを倒した先にあるのはオウマジオウへと繋がる未来だろう。
少なくとも、ゲイツを倒しオウマジオウになる未来はソウゴにとって王道ではない。
それにゲイツはソウゴが魔王になったら必ず止めてやると約束をした。
そして止めるための方法がゲイツリバイブなのだ。
だからソウゴはゲイツリバイブへの道を止められないし、また止めてはいけなかった。
実際アナザーライダーを巡って白ウォズと対決することはあったが、ゲイツリバイブ誕生を防ぐ目的での妨害は一度もしていない。
ガンバライジング/RT3-066 仮面ライダージオウ ダブルアーマー CP
ソウゴの願いが叶う理想のルートは、保険としてゲイツがゲイツリバイブになる力を手にしながら、ソウゴがオウマジオウにならず王になる未来を見つけることだった。
だがゲイツとツクヨミは離反して、戻ってくる気配はない。
この時点でもはやソウゴの理想は半ば詰んでいる。
このまま進めば王になるための道はジオウⅡがゲイツリバイブを倒してオウマジオウになること。
それを拒むソウゴはかつての約束通りにゲイツが自分を止めてくれることを願うだろう。
このまま変わらず先に進んだのなら、ソウゴはゲイツリバイブによる救世主の未来を選択する。
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ゲイツリバイブが満を持して登場!
ゲイツリバイブの名が出てから早九話。
結構焦らしてようやく救世主の降臨だ!
⌚⌚EP25「アナザージオウ 2019」⌚⌚
ご視聴ありがとうございましたジオ!ツクヨミが向かったのは・・・2009年ジオ!
そして、ゲイツが!
次回は3月10日(日)午前9時からEP26「ゲイツリバイブ! 2019」…HPも更新!https://t.co/UyEBTmmywu#仮面ライダージオウ #ソウゴくん #黒ウォズ #ゲイツ pic.twitter.com/TJXKI96MN0— 仮面ライダージオウ (@toei_rider_ZIO) 2019年3月3日
白ウォズの発言からして、ジオウⅡ同様に特定のウォッチなしでアナザーライダーを倒せるチート能力持ちらしい。
しかしゲイツリバイブはゲイツがジオウを倒す意思を見せないと変身できない制限付きだ。
未だにソウゴを倒す決意のないゲイツは変身すらできない状態だ。
元々の予言ではゲイツリバイブがオーマの日にジオウを倒すとあった。
アナザージオウはジオウと同種の存在だ。
アナザージオウを倒しても、ある意味白ウォズの予言は成立する。
ゲイツがそのことに気付いて屁理屈ゴネればゲイツリバイブに変身できるぞ!
しかもジオウⅡと互角に戦える上に同能力持ちのアナザージオウを倒せば、理屈の上でジオウⅡを倒せる証明にもなる。
裏の王として長く生き残るか、それとも大義のための犠牲となるか。
ゲイツリバイブと共にアナザージオウの運命も気になる!
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