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好きな特撮ソング語るシリーズ①:被験体の進化における考察

仮面ライダーガヴの酸賀さんのテーマソング

もうタイトルからセンスがすごい。
曲の歌詞も酸賀さんが研究のことをひたすら語り続けるように歌う。

冒頭から『Acied way』の呟き。
『直訳すると酸の道(方法)』つまり酸賀研造の生き方や研究そのものだろう。

その言葉の意味を示すように、茶目っ気のある口調も交えつつ思想ややり方が語られていく。

やっちゃおっか 壊れて 直して また明日

この部分、よく戦いで負傷してくる絆斗のことだろう。素敵にめちゃくちゃグロテスク。

ここ以外にもかなり直接絆斗を指す歌詞は多い。

試されてみない? 志果たすために

二番のサビ後、語りのラップ口調で、夜通し研究に没頭する様が語られる。ここがすごく格好いい。

気が付きゃもうマグカップ七杯目の珈琲!

ちなみに、この歌詞にはプログラムという単語が三度使われる。

進化のプログラム
希望のプログラム
高みへと続くプログラム

酸賀にとってヴァレンやビターガヴなどの研究は、人間の進化であり、脆弱な人間への絶望に対する唯一の希望。人類を高見へと導くための手段だったのだろう。

そして、幼い子供を失った親としての隙間を埋める希望でもあったのだろうか……。

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