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ケンガンオメガ 254話【ネタバレ感想・考察】虎の器の真なる意味が明らかに!

2024年3月20日


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ケンガンオメガ 第254話『まずは、前菜だ』ネタバレ感想・考察

ケンガンオメガ 最新254話【ネタバレ感想・考察】

『繋がる者』のクローンが二人いる理由

申武龍の中には二人の人格が宿っている。
表層化しているのが武龍というだけで、二人の脳はそれぞれに独立して機能している。

もう一人の人格は常に覚醒して内側から『視て』おり、それがもう一つ目の正体だった。
なお、武龍にもどちらが本来の『繋がる者』かはわからないし、そこはとくに興味もないそうだ。

先代の繋がる者から引き継いだ肉体と技術は同等だろうから、どちらであっても武龍的には関係がないと思っているのだろうか。

クローン二人分の肉体はそれぞれ、

龍鬼 → 武龍
王馬 → もう一人

という内訳で、二人を分けた上で自分たちを移すためだった。

龍鬼と王馬はよく似ていても、顔の作りなどは異なっている。
前回も書いたけど羅漢も髭を剃ると顔立ちは龍鬼側で王馬とはあまり似ていない。

どちらも武龍に合わせた複製品なのだとわかる。
微妙に異なる遺伝子でsる王馬は、もう一人用のクローンなのだ。

回生を超える完全なる移行と虎の器

山下一夫は回生によるクローン生産を否定する。
それは所詮、記憶を植え付けるだけの『引き継ぎ』でしかない。
テセウスの船にもならない完全な別物だ。

申武龍もその問題は当然理解している。
そもそも、現在使われている呉黒の回生も、かつての武龍が伝えたものだった。

つまり武龍にとっては昔からある古い不完全な技術である。
そのため、先代の申武龍はより完全な転生を目指して、クローン製造に手を出した。

その結果は失敗。そうして一人の肉体に二人の人間が出来上がってしまう。

より完全なクローン製造を目指した結果、今度は遺伝子を分けた二人のクローン体が完成する。

クローンならば肉体の素質も同等のものになるだろう。
じゃあ人格はどうするのか。

心は複製した時点で同じにはならない。
それをも克服すべく、蟲は山下一夫の息子、健蔵に『電脳』の研究をさせていた。
そして板東洋平には精神転送だ。

つまり、人格については『移す』ための研究を重ねていたのだ。

肉体のコピー。
人格の移行。

どちらの準備も終えた。
機は熟したと、武龍は朗らかな笑顔で山下一夫に告げたのだった。

あれ、武龍の言っている内容が一部以前と違うくない?
蟲は自分とは無関係と言っておきながら、ガッツリ精神転送に関わっており、武龍はそれを使用して自分を龍鬼に移す気満々である。

これだとどう客観的にみても、最低でも共犯者だろう。

また、この方法での移行なら王馬たちは事実上の死を迎える。
それを邪悪ではない(王馬たちすらそこに悪意を感じなかった)良い笑顔で言えてしまえる時点で、わかりやすい野心に満ちた羅漢よりも狂っているように思う。

そして、武龍はもう一人を『虎』と呼んだ。
『虎の器』とは心の移動先である。

飛王芳が最初から王馬で決まっていたと言ったのはこれが理由だった。完全なる出来レースである。そりゃ怒るよ……。

ただし、それだと六の二虎が行っている技の伝承と進化は別物ということになる。
しかも羅漢の造反にも乗り気であることも含めて、偽二虎には偽二虎なりの目的と意図が別にありそうだ。

つまり『虎の器』にももう一つの意味がある可能性はまだ残っている。

呉雷庵の帰還

一年前、呉一族間の抗争で敗れて行方不明になっていた呉雷庵が戻ってきた。
そして登場早々、ウィレム呉とその部下ショーン呉と臨戦態勢だ。

一年ぶりの雷庵は無精ひげを生やして目も据わっており、偽二虎に近しい雰囲気だ。
なんだか一気に年取っておっさん化したような感じになった。

そして新兵器として野太刀を担いでおり、大嶽丸と名前まで付けていた。
(なお大嶽丸と言えば有名な鬼で、三明の剣と呼ばれる三本を所有していた伝承は存在するが、大嶽丸という名前の剣は実在しないはず)


元々それっぽい空気感はあったけど空白の一年で雷庵が中二病化が進行している!

おっさん化しながらの中二病化なので余計に痛い!
やめろ、ニチャッてる邪悪な笑顔で呼ぶな!

ショーンがサムライソードと呼ぶせいで、中二度合いがさらに上がってしまってるぞ!

二つ名をノリで決めて自称しちゃう一族なので、これが平常運転なのだろうか。

かくして、エドワード・呉の前に『前菜』と称して、復活の呉雷庵が征西派に襲いかかる。

単行本だと一冊分ぶりになりそうな新しい闘争は、中二一族による命のやり取りだ!

前回

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