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勇気爆発バーンブレイバーン【ネタバレ感想・考察】意外性と丁寧な構成による二段構えの傑作

2024年1月13日

勇気爆発バーンブレイバーンは伝統ある勇者シリーズをオマージュと、最新のロボットアニメが融合した斬新なアニメです。

本記事では、勇気爆発バーンブレイバーンのネット上での評価や反響をまとめています。
また、ネタバレ感想と考察によって作品を掘り下げ、その魅力を深く語っていきます。

勇気爆発バーンブレイバーンの概要

『勇気爆発バーンブレイバーン』は、Cygamesが製作したオリジナルロボットアニメ作品です。

2024年1月11日からTBS系列局で放送され、ABEMAやU-NEXTなどで配信されています。

監督は大張正己が担当し、アニメーション制作はCygamesPicturesが行っています。

この作品は、放送前には情報がほとんど伏せられており、その全容は不明な点が多かったです。

物語のあらすじ

君たちは、本当の勇気に出逢う

物語は、人型装甲兵器『ティタノストライド』が発達した時代を舞台にしています。

陸上自衛隊所属のイサミ・アオとアメリカ海兵隊所属のルイス・スミスは、訓練での戦闘中に出会います。

イサミの強さに興味を抱いたルイスは一対一の勝負を申し込みました。

しかしその当日、彼らは突如現れた所属不明機による強襲を受けて、それぞれが生き残るために激しい戦いに身を投じます。

謎の敵は圧倒的な力で軍とティタノスロイドを蹂躙。窮地に陥ったイサミの前に謎の巨大ロボット、ブレイバーンが現れたのです。

事前情報を伏せた事前の仕込み

放送開始前は、オリジナルアニメということ以外は情報が限られていました。

キーヴィジュアルも完全に、リアル路線のロボットアニメなイメージを保っていました。

ただ、タイトルがタイトルなので、何かしら仕込みを疑う人もいましたけれど。

そして放送が直前に迫ると第二弾のキービジュアルが公開。明らかに何かノリが違う。
そして第一話が放送されると、かなり本格的なミリタリー描写がメインで、リアルロボット系アニメの雰囲気を漂わせます。

しかし終盤のラスト5分で展開が一転。
突如、勇者シリーズオマージュのスーパーロボットアニメへと変貌する超展開へ。

ラストは完全に勇者シリーズを意識した構成の熱いオープニングテーマが流れていました。

また、Cygamesアニメ事業部は意表を突く要素を持ち込むことで知られており、本作においても『意外性』が期待されていたのも事実です。

視聴者の反応

『勇気爆発バーンブレイバーン』は、その予想外の展開と独特のキャラクター設定で、視聴者から多くの反響を得ました。(ネタバレ感想にて詳しく後述)

特に、勇者ロボットのブレイバーンが登場するシーンは、視聴者に驚きを与え、そのキャラクター性について様々な意見が交わされました。

ブレイバーンのキャラクターが特にユニークで、ストーカー的で人の話をきちんと聞かない。戦闘中に自分のテーマソングみたいな曲を流すなどあまりにフリーダム。その魅力に引き込まれる視聴者が大勢いました。

また、アニメの音楽や音響に対する評価も高く、特に挿入歌が流れる戦闘シーンは作画の良さと熱さで反響を呼んでいます。

盤外戦術として、第一話のエンドカードには元SMAPの草彅剛による描き下ろしイラストが掲載。
これもまさかの人物で、視聴者からは大きな反響がありました。

イサミとルイスの対照的で意外性のある描き方

対照的な二人の主人公

本作における主人公格のキャラクターは二人、陸上自衛隊所属のイサミ・アオとアメリカ海兵隊所属のルイス・スミスです。

イサミは寡黙な男。冷静沈着で無愛想ながらも、パイロットとしての技能はずば抜けています。

ルイスは対照的に陽気で強引な性格です。
パイロットとしての腕もよく、イサミに興味を持った彼は一対一の戦いを申し込みます。
謂わば、イサミのライバルポジションになるキャラクターです。

これだけだと良くある主人公とライバルキャラですが、この二人の面白さはここからです。

意外性のあるキャラクター設定

イサミのようなキャラは、言葉数や表情の幅は少ないけれど、心の優しい男というタイプが圧倒的に多いです。

しかし、イサミはあまり性格が良いとも言えません。
自分から名乗りながらイサミの操縦技術を評価するルイスを、初対面から「あんたは戦死判定だ。死人は黙ってた方がいい」とバッサリ切ります。

しかも、名乗られていながらさして興味も示さずルイスの名前すらちゃんと覚えていない。普通に無愛想なだけの嫌なヤツだこれー!
(仲間思いではあります)

死人と言われ、仲間達からもちょっとした笑いものにされたルイスは、けれど気を悪くしたような態度は見せません。
むしろイサミに興味を持ってその強さの秘密を探り出します。

そして彼自身が強いのだと確信をすると、一対一のリベンジマッチを挑むのですが、この時もイサミのことは高く評価して嫌味の雰囲気はありませんでした。

ルイスの方が明らかに社交的で、仲間も気さくに絡んでくるぐらい信頼されている男なのです。

そしてルイスはヒーローやロボットオタクな面もあり、とりわけヒーローに対して強い憧れを抱いています。

実は第一話だと、『ルイスの方が昨今の主人公的な性格で、物語を円滑に回す役割』を担っていました。
この構成が実に面白く、前半からしっかりとシナリオに引き込まれていきました。

実戦で入れ替わる二人の立場

訓練では冷静沈着にして大胆な行動で、他の追随を許さないパイロットだったイサミ。

しかし正体不明の敵との実践になった途端、彼の雰囲気が変わって、見るからに焦りだします。
戦い方も普通に仲間と連携するようになるも、その輝きはサッパリ失われてしまいました。

対してルイスは、実戦になっても明るい雰囲気は変わらず、仲間達と士気を上げて戦いに挑みます。

戦闘でも、ちゃんと敵の性質を探りながら有効打を見出しました。
やっぱり、普通なら主役であっても全く不思議ではない人間性と、エースパイロット的な活躍をしているのです。

しかしブレイバーンが選んだのはイサミでした。

ヒーローに選ばれし者だけど勇気がないイサミ。
ヒーローに憧れ勇気もあるのに選ばれないルイス。

二人の関係と対照性が第一話からしっかりと描かれていました。

最後の五分でひっくり返るストーリー

リアルロボット空気な世界観

本作はロボット系でも、リアリティを重視した世界観を丁寧に描写しています。
イサミとルイスは、それぞれ自衛隊と米軍所属で、年齢も双方24とれっきとした成人男性です。

彼らの操縦するティタノストライドも、デザイン的にもミリタリー色が強くリアリティ重視です。
機動戦士ガンダムでいうところのモビルスーツですが、武装も現代基準になっています。

巨大ロボット自体がリアリティのない設定といえばそれまでですが、そこも『こんな時代がくるとは思わなかった』とセリフでフォローされています。

そこにやってきた謎の敵。彼らは理不尽なバリアで攻撃をほとんど受け付けません。
こうなるとリアルで格好いい兵器的なデザインが、とたんに華奢で弱々しい雰囲気に変わるのです。

リアルロボット達が意味不明な兵器に手も足も出ず倒されていく。もはや主人公イサミの命も風前の灯火。

ミリタリー感があって、兵器としての強さと格好良さがある現代兵器。

けれど、未知の敵が現れての戦いになると、一気に地球防衛軍的な雰囲気になります。

そして理不尽な力の前に、次々と倒されていく。
そこにスーパーロボットが登場。

するとどうでしょう。スマートで現代的なデザインが、華奢でどこか頼りないイメージになります。

最初の訓練シーンをしっかり描写されていたことで、一話の中での変化が際立っていました。

絶体絶命のピンチに現れるスーパーロボット!

この落差による演出は、もちろんブレイバーンにも当てはまります。

ギリギリ限界のタイミングで、これまでの雰囲気をぶち壊す覚悟で放たれた真の主人公機が登場。
デザインも完全にスーパーロボットのそれで、ロボットが自分の意思を持って普通に喋っていました。

そして、理由とか一切説明せずなんかわからないまま、ご都合主義的なノリでイサミを中に乗せます。

そんな非現実的な存在が大暴れ。
これまでの積み上げてきたものを一気に崩すカタルシスが溢れ出します。

さらにはブレイバーンの戦闘開始と共に流れる挿入歌が、コクピットで本当に流れているというダメ押し!

ラストで全てを塗り替えていく見事なインパクトでしたが、それだけではありません。

何故ブレイバーンはイサミを知っていたのか。
謎の敵の正体は何者なのか。

そして、勇気のない男が勇気を語るロボットのパイロットに乗る成長物語という主軸。

次回への期待感もしっかりと残しながら、第一話としてものすごく満足感のある構成でした。


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