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視聴後感想
http://kamen-rider.info/zio-42/
仮面ライダージオウ 42話『2019:ミッシング・ワールド』
ゼミ生の皆様こんにちは、語屋アヤ(@ridertwsibu)です。
41話では士が登場してソウゴの道を拓く役になりましたが、やはりというべきか今度は海東大樹が登場。
物語も最終章に入ってジオウ本来のストーリーですが、ほとんど違和感なく物語に入り込んできていますね。この二人。
この辺は流石メタライダーの先輩にして代表格という他ない。
ジオウはレジェンドライダーが強く関わる性質上、ジオウ本来の物語は展開がゆっくりで謎が中々明かされませんでした。
それも残り話数が少なくなり、オープンにされていくようですね。
特に一番謎の多かったスウォルツの目的が明かされる流れなのは、考察のし甲斐もありそうで嬉しいところ。
ではでは、来週の予想と考察を始めていきましょう。
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門矢士と海東大樹が揃った実質ディケイド編
ちょっとお話が飛ぶのだけど、私はブロガー以外でも小説を執筆している。
現在は仮面ライダーの二次創作がメイン。
前回の感想では、41話がディケイド編導入のような形式でオチを付けて、エモさを出してみたかったので、あえて文章を小説風に寄せてみた。
Twitterでいくつか感動した! とのお言葉をいただけて嬉しい限りだ。
まあ、あれがある意味ディケイド編の流れ予想ではあるのだけど、今回は予想がメインのパートにつきもう少し踏み込んでみよう。
ディケイドには自分の物語がないので、誰かの世界にお邪魔する形が基本だ。
つまり今の門矢士は『ジオウの世界』に来ている。
ライドウォッチ継承やアナザージオウⅡの歴史改変を受けないのも、『ディケイドだから』で説明できてしまう。
この『ディケイドだから』はメタ視点の存在と言い換えられる。
あくまでディケイドは『平成ライダーの歴代ウォッチを集めて王になるライダーの世界』の中を旅しているのだ。
そういう意味ではジオウが辿る『歴代平成ライダーの一つがディケイド』とも言える。要はお互いにメタでマウントの取り合いをしているわけだ。
王様は全てを自分に取り込み頂点に断つが、ディケイドは自分に取り込みながら同時に人んちの設定を破壊する。
マウント合戦勝者はディケイドウォッチ継承してもそのままのディケイドで間違いない。
というわけで、ディケイドが矢面に立つのなら『ジオウという番組から見たディケイド』ではなく『ジオウの世界にいるディケイド』視点で観た方が面白いのではと考えている。
ゴースト編の後もそんな感じで考察していたら、さっさと一時退場しちゃったんだけどね!
とはいえ今度はディエンドも一緒で、物語も終盤へ入った。ここで暴れなければ流石にもうタイミングがないだろう。
ドライブは悲しいかな劇場へ回ったのなら、実質オオトリは電王ではなくディケイドということだ。ラストワン賞という意味ならこれほど相応しい存在はない。
ディケイド編ということならアナザーディケイドの登場は当然あるだろう。
アナザーディケイドの像もあったので出てくるのはほぼ確定であり、やはりこちらもタイミングといえばここしかない。
問題は誰がアナザーディケイドになるかだ。
アナザージオウⅡがアナザーライダーを自由に召喚可能と言っても、流石に最初からその他大勢の一人扱いは味気ない。
中身が不明なアナザーライダーは極めて扱いの悪かったWを除けば、逆にストーリーが豪華すぎてアナザーライダーに触れるタイミングの無かったアギトしかない。両極端じゃねえか!
しかも現状は世界がメチャクチャなのでその辺の被害者はレジスタンスにウォッチ押し付けてアナザー化というのは難しそうだ。
それこそ、そんなことするぐらいならアナザージオウⅡが召喚した方が自然である。
ならばディケイドの関係者がなると考えるべきなのだろうが、該当者は考えるまでもなく海東大樹しかいない。
そして公式で海東大樹はタイムジャッカー側に回るとアナウンスされている。
普通にお宝としてアナザーウォッチ貰っても違和感がない展開だ。
他のウォッチならともかく、士のストーカーと化しているのでアナザーディケイドなら興味を示しそうである。
なお、海東大樹はかつてシンケンジャーの世界でチノマナコにディエンドライバーを奪われて、チノマナコディエンド変身態が生み出されてしまった。
今見るとゴツくて刺々しいフォルムが結構アナザーライダーっぽい外見で楽しい。
かつてはディエンドを奪われた男が、新たな世界でアナザーディケイドになる。中々皮肉が利いていて悪い展開ではないと思う。
とはいえ、本音を言えばやはりディケイドとディエンドのダブル変身とネオドライバー同士の共闘が一番見たいのは、オタクの悲しき性というものだ。
ところで来月には真骨彫の仮面ライダーディケイドのネオディケイドライバーバージョンの一時発注が発送開始だけど、真骨彫の仮面ライダーディエンドはまだかな?
何年も前にイベントで真骨彫ディエンドは発表されていたらしいので、ネオディエンドライバーと換装可能で出すことはできると思うのだけど。
むしろ真骨彫ディエンドを発売するタイミングなら今がベストではないだろうか。並べたい!
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ツクヨミとスウォルツの父親は加古川飛竜?
次回予告でツクヨミとスウォルツが兄妹だったと判明した。
まあロリ時代のツクヨミが登場した時点で、一緒にいた少年がスウォルツなのは想像しやすいのであまり驚きはないけれど。
ウールとオーラがタイムジャッカーとしての力を分け与えられたのとは違い、ツクヨミは天然で時間停止ができた。
とどのつまり時間を操る力は遺伝によるものだと考えた方が自然だろう。
そして時間を操る力といえばジオウであり、常盤ソウゴなわけだ。
主要人物が実は主人公の血縁者でしたの展開は、時間モノならお約束の一つである。
ジオウはこの手の時間系のネタは一つずつ消化してきた。
むしろ血縁者ネタが一つも無い方が不自然とすら思える。
しかし、それではおかしな事象が出てしまう。
オーマジオウの時間では、ジオウⅡによる歴史の書き換えが起きてもオーマジオウ本人は消滅していなかった。
ソウゴがベルトを破棄した時は一時的とはいえ、オーマジオウ消滅ルートに入っていたのにだ。
もしソウゴが完全に消滅していたら、未来で産まれるはずのスウォルツとツクヨミも消滅していたはずだろう。
あれ、ちょっと待って?
オーマジオウが消滅してもツクヨミ達は消滅していなかった。
二人がオーマジオウ時空で、常盤ソウゴが産んだ子供達であるならばタイムパラドクスによって最初から産まれなかったことになり、揃って消滅するはずである。
(それ言ったらなんでゲイツもレジスタンスのままなんだよってなるけど……一先ず置いておく)
ここが時間モノのすこぶるややこしいところである。
さて、ではここで常盤ソウゴがツクヨミとスウォルツの家族だと仮定して、オーマジオウが消滅してもツクヨミとスウォルツが存在し続けるケースはあるだろうか?
過去の展開から照らし合わせると厳しいが皆無ではない。
カギを握るのは白ウォズである。
白ウォズが存在できたのはジオウとゲイツリバイブどちらの未来にも移行する可能性があったからだ。
そして白ウォズルートの未来が存在したのなら、他の未来ルートがないとは断言できない。
白ウォズルートがあった頃は未来分岐が発生して時間移動できなかったじゃん問題もある。
これはトリニティの新ルートが出来ても新たな分岐ができずオーマジオウの時代に繋がっていることから、時空の乱れにも大小があると思われる。
実際、オーマジオウは魔王の力を失ったが消滅したわけではなく、改変の認識もできていた。
分岐が発生してもルートがまるっと潰れる程の大規模な時間改変ではない限り、ある程度両立できるのだろう。
しかもスウォルツはアナザーシノビウォッチを入手していたので、独力で白ウォズのいた時代に移動できたか、実はかなり早い段階から白ウォズと接触していた可能性が高い。
つまり時間分岐について知識と技術があり、介入可能な時間改変能力を有している可能性だってある。
むしろジオウが時間書き換え能力を使えるのなら、息子のスウォルツだって引き継いでいるかもしれない。
もっと根本的なことを言うなら、突如生まれたゲイツリバイブルートはスウォルツが創った可能性すらあるのだ。
だとしたら、そりゃあ白ウォズとも最初から連携が取れるよねって話である。
ただし、この理屈だともう一つ問題がある。
スウォルツが王を選別した時、王の資質を持つ者が常盤ソウゴだとわかっていなかったことが矛盾してしまう。
王を目指すキッカケを与える存在になるため、あえて素性を伏せて事件を演出したのか。
もしくは、たまたま資質があったソウゴを利用しただけ。
後者ならソウゴが現在時間に関する強大な力を扱えるのは、ソウゴ本人の資質に加えてスウォルツが自分の力を分け与えたからだ。その事実をほのめかすシーンが28話ではあった。
このケースだと王に押し上げるべき者は他にいて、その人物がスウォルツとツクヨミの父親になる。
それがアナザージオウⅡで王となった加古川飛竜であり、あのバス事故で無関係の加古川が生き残った理由に説明がつく。
ジオウとは元々未来争奪戦の物語である。
スウォルツの目的は自分とツクヨミが存続する未来に歴史を繋げること。ただそれは単純にオーマジオウが魔王である時間軸ではない。
そのためにタイムジャッカーを組織してウールとオーラを利用した。
常盤ソウゴと加古川飛竜。
スウォルツが真に王として擁立させたいどちらかが二人の父親だ。
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