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どうも、フォーゼがドリル地面に突き立てながら膝曲げてるポーズが大好きなゲタライドです。

私の中で仮面ライダーフォーゼと言えば宇宙と友情、そしてスイッチの物語でした。
ラグビーボール頭に40個のスイッチとか頭悪いにも程があると思っていた放送前が懐かしいと思えるほどに、今ではこのデザインセンスが大好きです。これでいい。むしろこれがいい。
○○フォームじゃなくて○○ステイツなのも格好いい。

フォーゼはスイッチだけで変身も武器チェンジも、さらにはフォームチェンジまで全て完結してしまう徹底ぶりです。
そして何より、学園全生徒と友達になることを目指した弦太朗にとって、友情とスイッチは切っても切れない関係にありました(スイッチだけに)。

学園が舞台の物語

フォーゼは物語は『天ノ川学園高等学校』を舞台としており、ディケイドの学園ファイズを除けば、初の学園モノ仮面ライダーである。
仮面ライダーWにて舞台が風都という一つの町に狭まって、一部からご当地ライダーという愛称で呼ばれたが、フォーゼはそれを更に狭めた。

とはいえ、流石に全ての物語が学園内で収まるわけではない。
重要なのは舞台を狭めたことで物語の関係者も狭まっただ。

敵怪人のほとんどが学園関係者であり、更に大多数が生徒となった。
そして生徒達は悪い大人に唆されてゾディアーツになるスイッチを受け取っている。
これは麻薬に似たようなもので、勿論麻薬に手を出すのは犯罪だが、未成年相手だと麻薬を流す側の方が遥かに悪だ。

そもそもゾディアーツスイッチは一般的に認知されていない。
ただ怪人化して大きな力が手に入るという都合の良い情報だけで渡されている。
性格の豹変と破壊衝動の多くはスイッチに起因するため生徒への罪は問えないし、騙された被害者という側面の方が強い。
こうすることで、弦太朗が『怪人を倒す=学園の生徒を救う』という構図ができあがる。

また自然と事件の関係者も学園生徒が増えるため、事件を解決した段階で弦太朗の友達はジャカポコ増えていると言える。
これが如月弦太朗式友達の増やし方であり、フォーゼの基本フォーマットだ。
二話完結お悩み相談形式を、生徒との絆作りに落とし込んでいた。

スイッチと友情の繋がり

フォーゼにおける重要要素は言わずもがなアストロスイッチである。
仮面ライダー部や一部重要なキャラクターとはアストロスイッチを通しての繋がりがある。

序盤でいえばエレキステイツは癖が強く、同じく癖が強いジェイクをどう受け入れて友達になるかと繋がっている。
ファイヤーステイツも二面性という要素でもって、智子との繋がりを重要視していた。
中間フォームにあたるマグネットステイツは、学園で知り合った生徒の中では最初に繋がりを得た賢吾との友情を再確認する重要アイテムとして登場。
友情とは常に仲良しこよしで相手に合わせる者ではなく、くっついたり離れたりして関係を強めていくものであると示した。

そして満を持して登場したテレビ版最強フォームがコズミックステイツだ。
流星の本音を受け止め生死の境を彷徨う弦太朗を、仮面ライダー部の友情が呼び戻す。
そして仲間達との友情が発動の引き金になるため、友情が揺らげば変身も解除されてしまう。
まさに如月弦太朗と仮面ライダー部の友情の象徴であるスイッチであり、フォーゼのラストスイッチに相応しい。

フォーゼ単品として物語が成立する場合は、たとえ本編外の特別編でもアストロスイッチにより絆が生まれる場面は登場する。
『MEGA MAX』で登場したロケットステイツはなでしことの深い関わりが生んだ。
小説版では幹部であった園田先生が弦太朗が教師になる未来への架け橋になり、学園生活最後のスイッチを得るに至る。

そしてフォーゼ単体の劇場版では如月弦太朗に深く関わった者達によるスイッチ40個を全て同時オンにより、メテオフュージョンステイツが誕生した。
その性能はこれまでとスイッチとは別物で、メテオの能力をもその身に宿している。
これまで直接スイッチでの繋がりが無かったメテオとも、遂にスイッチを通して一つになった。
そういう意味でもコズミックステイツとは一線を画する

ある意味これこそ、如月弦太朗という一人の少年が正面から天ノ川学園高等学校の生徒や教師達と向き合い続けた集大成だった。
スイッチオンとは如月弦太朗と仲間達の絆を繋ぐ合言葉なのだ。

スイッチを切ることで繋いだ生徒との友情

アルティメイタムでは教師となった如月弦太朗が、生徒達を守るためフォーゼドライバーを使って戦う。
これまで対等な立場から友情を繋いできた弦太朗だったが、しかし教師と生徒ではこれまでと同じとはいかなかった。
友情だけでは、生徒を守ることはできても正しい道へと導くことはできない。

それを悟った弦太朗は教師として生徒を導くため、あえてベルトを棄てた。
これは、これまでスイッチオンで絆を築いてきたのと真逆の行動である。
だが、これでサブロウは初めて自分を受け入れようとした少女を守るため、自分の殻を破り成長することに成功した。
この辺の話はアルティメイタムの感想でより詳細にまとめている。

これまで自分からぶつかり事件を解決してきた弦太朗が、教師として道を示す側に回った。
あえて自分でスイッチを押さないことで、生徒のスイッチオン――絆を繋ぐことの大切さを教えたのである。

これにより如月弦太朗は友達感覚で生徒と仲良くする人気教師から、時に生徒との距離をきちんと作り成長させる道へ先導できるグッドティーチャーへと至った。
最後までスイッチが弦太朗の友情と絆を支え、彼自身の成長を促す重要アイテムとしての位置を確立し続けたのだ。

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