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【仮面ライダージオウ】48話 感想 遂にオーマジオウとの対決へ!

2019年8月14日

視聴後感想
http://kamen-rider.info/zio-48/

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仮面ライダージオウ 48話『2068:オーマ・タイム

ゼミ生の皆様こんにちは、語屋アヤ(@ridertwsibu)です。

ラスト二話にして、ジオウVSオーマジオウの決戦へ!
最後のタイムトラベルと明言されていることもあって、締めに入った感じがありますね。
ここにきてウォズがオーマジオウに直接的な謀反を……!

そしてディケイドVSアナザーディケイドも勃発。
アナザーディケイドにディケイドとディエンドが力を合わせて挑むという絵は、見るだけでテンション上がります。
ディエンドがいることによる妄想も色々捗って、こちらもオーマジオウに負けず劣らずな楽しみな組み合わせでしょう。

では、次回予告に対する予想と考察を始めましょう。

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アナザーディケイドにディエンドをぶつける面白さ

ディケイドの力を半分しか奪ってないけれど、すっかり最強最後のアナザーライダーとして定着したアナザーディケイド。
ディケイドだけでなく、スウォルツ本人の強さにも依存している部分が大きい。

自分の世界を救うため他の世界を滅ぼすと一見覚悟決めたような発言しつつ、妹が自分より才能があったらと問われるとついつい本音が漏れちゃう。
強いのに、どうにも小物さは拭えないのが残念だ。

オリジナルのディケイドが復活したなら、直接対決はお約束の流れだろう。
性能的に負けているのは明らかなので、ディエンドも参戦で二対一だ。
ここまで蝙蝠プレイに違和感も批判もないライダーというのも珍しい。

とはいえ、ディエンドの参戦は大きい。
ダークライダーVS召喚ライダーで、プチライダー大戦が楽しめて、ディケイド感がよりマシマシだ。

黒幕的な立ち位置なことも踏まえると、アナザーディケイドをディケイドが倒す展開まで望むのは難しそうではある。
それに前回があまりにもディケイド回だったので、次回は流石にちゃんとジオウのストーリーになるだろう。

それでも、スウォルツが門矢士に『貴様は何者だ!』と叫んで欲しいと思うのだ。
いやまあ、奪ったはずの力が復活していて目の前でディケイドライバー装着されたら普通に言うかもしれないけどね!

後、このタイミングで『S.H.Figuarts 仮面ライダーディエンド真骨彫製法』の発売が決定した。
通常のS.H.Figuartsは持っているけれど、クオリティは段違いのためこれは嬉しい。

ただし、『魂ネイション2019』でのイベント会場販売なので遠方にはかなりつらいという大問題が……。
後日通常の受注受付もするだろうから、私はそちらで購入予定だ。

なお、フィギュア自体は『魂ネイション2015』で出ていたはずなので、なんと4年越しでの発売である。
このタイミングでの発売なら、オプションパーツでネオディエンドライバー付いていて欲しいなあ。

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ラスボスは本当にオーマジオウなのか

ソウゴがオーマジオウに三度目の勝負を仕掛ける!
一度目は初の対面時、通常のジオウ&ディケイドアーマーで手も足も出なかった。

二度目はウォッチを揃えてグランドジオウになった時なので、まだ記憶に新しいだろう。
この時はそこそこ戦えたものの、ちゃんと継承していなかったドライブの力を利用されて敗北。

そして今回はゲイツ、ウォズと共にジオウトリニティで決戦だ! ランクダウンしてるう!
せっかく(推定)ドライブウォッチもちゃんと継承したのに、ウォッチ破壊が始まってグランドジオウウォッチそのものが消えてしまった。
もしくは士がディケイドになるため、結果的に破壊した。

とはいえ、グランドジオウが全部ウォッチを正式継承した完璧な状態であっても、結局は良くて互角ではある。
ジオウトリニティは新たな歴史を創られた証であり、言わば可能性の力だ。
正しい意味でオーマジオウの『歴史』に挑むのなら、ジオウトリニティで挑む方が正しいのかもしれない。
言う慣れば、恐竜グリードにプトティラではなくあえてタジャドルコンボで挑むようなものだ。

とはいえ、そもそもオーマジオウがラスボスかどうかすら、もはやかなり疑わしい。
スウォルツの目的はアナザーライダーの力によって王になることではなく、全ての世界を破壊することだった。
王になるのはその後、自分の世界での話である。

そしてスウォルツはソウゴをオーマジオウの未来へ誘導しようとしている。つまりオーマジオウとは時空破壊装置なのだ。
となれば2068年の荒涼とした世界は、破壊された結果僅かながらに残った残骸と考えられるだろう。

もう一つ、オーマジオウの未来に至ることが目的なら大きな矛盾が存在する。
そもそもオーマジオウは何故過去にウォズは送り込んだのだろうか。

当初はゲイツやツクヨミに対する対応策など考えようはあった。
ただし今は湊ミハルが語ったように、オーマジオウ時空にいる者達が過去に関わったら、歴史はむしろオーマジオウへと向かっていくことが発覚している。

だとすると、オーマジオウ時空へ向かわせるつもりなら何もしないことが正解なのだ。
なんせウォズがディケイド呼ぶなどテコ入れをしたせいで歴史が変わり、新たにゲイツリバイブやジオウトリニティなどの流れが出現することになった。

この理由は大きく分けて二つ考えられる。
一つは元の歴史を変えるため、オーマジオウはあえてウォズを送り込んだ。
ソウゴをオーマジオウを至らせないよう別ルートを作ることが目的である。

その場合、ゲイツとツクヨミも歴史改変を引き起こすための素材だ。
ジクウドライバーとウォッチを盗んでもあえて何もしなかったか、むしろオーマジオウが盗むように仕向けたまである。

そして当然ながら、オーマジオウはどこで自分の歴史に分岐するかを知っている。
必要なのはオーマジオウ誕生時点での変化だ。
そこに至るまでに歴史を変え過ぎてしまうと、もはやオーマジオウでも歴史の制御ができなくなる。

そのためウォズに歴史書である『逢魔降臨歴』を渡して、歴史の大筋は保とうとした。
そして想定外の分岐に逸れないよう自分もちょくちょく出張ってソウゴに助言している。

たとえジオウトリニティが誕生してもオーマジオウへと至る未来が消えなかったのはこのためだ。
思えばわざわざ海東を使ってメッセージを届けたのは、ジオウトリニティが誕生した直後だった。
実は想定外なフォームが誕生しちゃって内心焦っていたので、残るウォッチの数を明確にしてちゃんと集めるよう促したのかも。

二つ目は、そもそも歴史書に記された情報が嘘である場合だ。
これは劇場版が完全なパラレルワールドであることが前提になる。
根本的に、クォーツァーがいないなら歴史書を製作したのも別の人物でないと辻褄が合わない

ならばそもそも、この歴史書を製作したのは誰なのか。
歴史書には実際にソウゴ達が通っている歴史とはかなりの相違がある。
けれどレジェンドに出会う順番やオーマの日などの情報はそれなりに正確なので、デタラメに書いたということはまずない。

だとすると、それができる人物は非常に限られている。
そして一番自然に考えるならば、それは歴史の体験者であり、それをウォズに渡した人物。他でもないオーマジオウ、つまり未来の常磐ソウゴ本人だ。

では何故情報に誤りがある、というか改変されてない前提で書かれているのか。
それはオーマジオウになる前のソウゴが、その歴史書に導かれていたためだ。

ソウゴ達がライドウォッチを受けった後に、過去へ飛んでブランクウォッチを渡すのと同じで、辻褄を合わせるをするためである。

そうして歴史は繰り返し巡っていく。
けれど巡っているからこそ、未来のソウゴはあくまで最低最悪の未来を変えることを望んだ彼なのだ。

ならばその目的は未来を変えるため以外にはない。
いつかの輪廻で、過去の私が未来を変えてくれる。
そう信じて、未来の常磐ソウゴは過去に願いを託し、最低最悪の現在を眺め続けている。
胸の奥に、友達と交わした約束と願いを隠して……。

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