魅上才悟（仮面ライダー才悟）の解説・考察

魅上才悟の解説・考察

出典：ライドカメンズ公式サイト

平和のために戦う、純真無垢なマイペース青年。

マイペースで感情の起伏が少なく、クールで無口な青年。
実際のところはコミュニケーションに不慣れな陰キャタイプ。

とはいえ知らないことやわからないことは躊躇なく質問するので、人付き合いが下手と言った方が正確かもしれない。

戦闘能力は高く、先輩ライダーたちからも評価されている。
緑豊かな教育地区を拠点としているだけあり、昆虫や植物の採集といった趣味を持つ。

仮面ライダー才悟の解説・考察

出典：ライドカメンズ公式サイト

元ネタのメインは見たまま仮面ライダー1号（新1号）だろう。
本郷猛の性格は作品よって異なるが、明るい一文字隼人に比べて、真面目で感情表現が乏しいことが多い。
シン仮面ライダーの本郷猛はコミュ障と呼ばれていた。

出典元：仮面ライダーWEB

仮面ライダー才悟のスーツの形状はアーマーと称した方がしっくりくるように硬質的で、他のライダーたちと比べても角張っている。

デザイン的には『ゼロワン』の仮面ライダー1型ロッキングホッパーに近い。
1型自体が1号のオマージュ的なライダーなので、1型のカラーを新1号に置き換えたようなイメージもある。

そして1号という名前に対してサイゴ（最後）という真逆の名前を付けている辺りが意味深であり面白い。

出典元：仮面ライダーWEB

また、才悟のキャラクター台詞は「ただ、守るべきものを守り、戦うべきものと戦う」だった。
仮面ライダーの第一話で本郷猛だと「およばずながら、私も全力を尽くして人間の自由のために戦います」と宣言している。
才悟は目的の部分がやや曖昧だ。

また、仮面ライダーアマゾンズの水澤悠は「狩るべきものを狩り、守りたいものを守る」という台詞がある。
この二つを合わせたオマージュではないだろうか。

現代では、人々はわかりやすい正しさを求めながらも、価値観が多様化して確かな答えというものは出しにくい。
それが人の価値観に根付くものであれば尚更である。

だから、決して答えを決め付けない。
守るものと戦うものは自分の意思で決めるのだ。