仮面ライダージオウ 12話『オレ×オレのステージ2013』

どうも、Twitter眺めていると檀黎斗フィギュア買えなかった後悔の念に苛まれる下駄です。

今回は鎧武編の後編でした。
先週に引き続き、鎧武らしい要素を設定や映像面で見せており、これまでより直感的でわかりやすく見応えのある構成でした。
まさに鎧武オンパレード!

また今週もレジェンドが入り混じって人間関係が目まぐるしく変わっています。
特にウォズとゲイツについては今回が大きなターニングポイントになりました。

それと時間改変について一つ思うことがありました。
今回のツクヨミやウォズが怒った理由というか、本当の怖さがわかりにくく、けれど本当に恐ろしく描写されていたと思います。

今回はレジェンド達との出会いに影響されていくジオウの人間模様、そして時間改変についても感想と考察をしていきましょう。

鎧武らしい派手さのある映像演出

鎧武は数ある平成ライダーの中でも派手なカラーによる目立つ演出が多い。
戦極ドライバーの音声も付いたスイカアームズの再現や、ゲイツのバイクによる花吹雪の演出なども見事に再現していた。
前回の感想でも書いたけれど、今でのジオウとは少し違う形でレジェンドライダーを思い起こさせる演出だ。

細切れにしてやると良いつつの、それ輪切りというツッコミも面白かった。
輪切りによる果物表現も実に鎧武的であり、あえて言葉にされることで「そうそう、これだよ」と懐かしさが込み上げてくる。

この手の直接的な手法は少しディケイドに近しい。
カブトの世界でおばあちゃんが出てきて、本編とは違うけどこれはカブトだと納得してしまう感覚に近かった。

かと思えば、下手くそなみかんで爆撃するという、紘汰神は草葉の陰でそれ違うと思わず素に戻ってツッコミ入れそうな演出も混ざってくる。
変身すらしていないゲイツの方がちゃんと鎧武の演出をしているのもジオウらしいぞ。

『ドルーパーズ』のカフェも移転しているが健在だった。
そこで働いている紘汰という絵面もそれだけで嬉しい。
(バイトじゃなく正社員登用されているのか、しごくどうでもいいことまで気になったが)

紘汰が抱えていたダンボールの中には、みかんだけでなく、ぶどうや松ぼっくり、バナナやメロンも見えていた。
確認できていないがどんぐりもあるかもしれない。
オーズ編で火野映司が胸に赤い羽を付けていたのを、変化球にしたような演出だ。

流石にドリアンはなかったけど……。
(バナナとメロンはTwitterで情報提供していただきました。ありがとうござます)

城之内もレジェンド出演していれば、まず間違いなくシャルモンでパティシエやっていただろう。
小説版鎧武で鳳輦に信用されて店を任されていた流れから、独立して支店経営している姿が見てみたい妄想が膨れる。

余談だけど、鎧武の小説版はまさに鎧武完結編なので非常にオススメの一冊だ。
(いつかちゃんとした感想書きたい)

ソウゴは未来の自分を棄てた?

三日後のソウゴは、今のソウゴに与える情報を上手く制限して歴史の流れをコントロールしていた。
ついに自分自身まで利用して場をコントロールし始めたぞ。
その意図的な情報操作に今のソウゴだけはしっかり気付いている。

スウォルツにライドウォッチをヘルヘイムの森へ捨てられて、その回収をゲイツに任せた。
これが紘汰神の忠告である『仲間を信じろ』に対するソウゴなりの回答だ。
根っこが超良い子のゲイツは、反発しつつもちゃんとライドウォッチを持って帰ってくれる。
(ところで、スイカ児玉は二個で異世界通信を果たす超優良児だったけど、普通は一個前提のアイテムだよね?)

ヘルヘイムの森から戻ったのだから、あえて自分が鎧武ライドウォッチを使って王の継承を邪魔する選択肢もあったはずなのに、即ソウゴへと渡してしまう。
お使い完了でやはり良い子過ぎる。
三日後のソウゴは独力でライドウォッチを回収したから、解決まで三日間の遅れが生じたのだろうか?

またソウゴはゲイツを信じたが、これは紘汰神も実は同じことが言える。
ゲイツ一人では知識のないヘルヘイムの森を一人で脱出するのは困難だった。

出口がわかったのは強者、駆紋戒斗がいたからこそ。
紘汰神は戒斗がいたことはわかっていたはずで、彼と協力することで森から抜けられると読んでいた可能性が高い。
つまり紘汰は戒斗ならゲイツを正しく導いてくれると信じていたのだ。
最初から最後までまともに手を取り合えなかった二人だが、それゆえの信頼もある。

これまで時間改変に影響されなかった紘汰神も、ソウゴに仲間を信じる王の道を示して消滅した。
本人は満足気でも空間が黒一色に染まっていく映像は恐いものがある。

設定的な意味では、これで私が先週危惧した紘汰神が介入すればなんとかなってしまう状況は解消された。
重要なのは紘汰神が消滅した理由だ。

直接的要因が歴史改変なのは間違いないが、紘汰神はタイムジャッカーやアーマー継承による時間改変には対応できていた。
もしかしたら抑えていた力に限界がきたのかもしれない。

そうでないなら理由はもう一つ、ソウゴによる直接的な時間改変だ。
アナザー鎧武が三日経たず倒されてしまったため、『紘汰神がソウゴに忠告をして時間移動させた未来』自体がなくなる。
そのためにタイムパラドクスで剪定されてしまった。

剪定事象はパラドクスを起こしたソウゴ自身にも同じことが言える。
事実としてアナザー鎧武を倒した後、三日後のソウゴは影も形も出てこず、名札も消えたがその間のやり取りもない

ウォズはタイムジャッカーとやっていることが同じだと怒っていた。
歴史が変わったのだから起きる事象も当然同じ。
レジェンド達が歴史改変により全く別の時間を生きて、ライダーの歴史が消え去ったのと同じ、三日後のソウゴは紘汰神と共にあの闇に消え去ったのだろう。

この時間問題は言い出しっぺの紘汰神がどうにかしてくれると楽観視していたが、当人が消えちゃったのでもうどうしようもないね!
本当は怖い●●とか、意味がわかると怖い話みたいなオチになった……。

ウォズとゲイツの変化

ウォズはゲイツを除外するために暗躍したりソウゴを説得したりと手出ししてきた。
しかしソウゴはあくまでゲイツは必要な仲間だと譲らない。

そこでウォズはソウゴの王道を正すためタイムジャッカーと手を組んだ。
ジオウ以外のライダーを王に据えようとするタイムジャッカーとウォズは、本来水と油である。
ゲイツを取り込もうとしたタイムジャッカーがウォズとは話をする考えすら持っていなかった。

タイムジャッカーと協調したとしても、ウォズの目的は変わったわけではない。
あくまでソウゴの味方であり、時には怒りを買っても王を諌める立場になろうとする、ある意味家臣の鑑ですらある。

ただし、ウォズが目指すのはあくまで歴書に記されていた通りの未来。
50年後の最悪なオーマジオウである。

ソウゴはソウゴで、あくまでウォズの自由意志を認めた。
口出しするなと言って必要な時だけ呼びつけていたウィザード編より成長を感じるぞ!

ウォズは数少ない夢の応援者ではあるが、思い描く理想像には隔たりがあり、ソウゴもそこは理解しているだろう。
しかし二人の間にある溝を埋めようとは特にしていない。

打倒ジオウのため家出したゲイツは、しかしその内にある迷いを戒斗に見抜かれた。
ゲイツも一度はソウゴを信じかけており、心の底では倒したくないという気持ちは残っているのだろう。

だからオーズ編では敵とみなしながらもソウゴに手を貸して、一人でさよならを告げて離反した。
独り言とは誰に向けるものではないため、自分に言い聞かせるための言葉だ。
迷いがあるからこそ断ち切るために出た言葉であるとも言える。

駆紋戒斗は、鎧武だと初めから力による統率を肯定した根っからの強者だ。
強さや覚悟を見せたものを評価し、精神的な弱者や自分の力と呼べるもの以外に頼る者は否定する。
その姿勢は最初から最後までブレることはなかった。

しかし戒斗は弱者に対して優しくないのかと言うと、案外そんなことはない。
むしろ面倒見は良い。
木に登って下りれない子供を焚き付けて、勇気を出して木から飛んだ子供をしっかりと受け止め、振り絞った勇気をしっかりと称賛するぐらい面倒見が良い。

駆紋戒斗という男は、弱者を否定するが、強くあろうとするゲイツの気持ちは否定せずに試した。
(バイクのウォッチが何故バイクに変形するのか予想できたかは不明だが)

ここで余談だけど、先週の感想からの補足。
チームバロンの皆が生還できた理由は、恐らくあの場所が本来のヘルヘイムの森ではないからだ。
アナザー鎧武が生み出したインベスはあくまでインベスによく似た怪人だと公式の情報にあった。

つまりヘルヘイムの森も擬似的なものか、歴史改変によってインベスが発生しなくなっており、食べると変質する果実は存在しないか別物になっているだろう。
五年も文明なさそうな異世界暮らしで、皆の身だしなみバッチリな理由を問う人は馬に蹴られて死ぬ案件。

ともあれ、ゲイツはヘルヘイムの森から自力で生還して、鶏肉買って帰ってきた。
鶏肉は完全に照れ隠しだろお前。
けれども一人だけちゃんとお使い覚えていた良い子でもある。

そしてゲイツはジオウを止める覚悟を決めた。
『倒す』じゃなくて『止める』だ。
倒すでは迷うから言葉遊びってわけでは流石にないだろう。

ウォズの本にゲイツの名前が出てきたと触れていたが、これはゲイツが覚悟決めたから未来に変化があったのだろうか。
こうなるといよいよゲイツの正体も気になってくる。
ゲイツはジオウとなぜ動型のドライバーを持っていて、しかも変身できるのか説明が未だに出てこない。
もし二人が血縁関係であり、今までが母方の名字だったのだとしたら、大方の説明は付くか想像できる範疇になる。

覚悟を決めて未来で息子だと明かしたのだとしたら、倒すじゃなく止めるの意味も大きくなってくる。
何にせよゲイツの目指す結論が気になる状況だ。

そして敵対心を消さないゲイツも、やはりそのままでソウゴは受け入れた。
実のところゲイツのウォズの二人はやっていることが結構似ている。

片や歴史通に魔王を誕生させるため、片や魔王誕生を止めるため、ソウゴの目指す最善最高の魔王を止めようとしているのだ。
その両方をソウゴは二人のあるがままに受け留めた。

王の器は着実に成長しているという事実も大事である。
それ以上に、ソウゴにとってはどちらも変わらぬ仲間なのだ。

世界の破壊者ディケイド登場

OPにて、NEXTレジェンド
????

うんうん、知ってる。来週からゴースト編だもんね。
御成いないのはホント残念だけど、彼は今ニューヨークですぞなので仕方ない。
マコト兄ちゃん出てくれるのも嬉しいなあ一人だけハブられて、どこかの隅でたこ焼き食べてそう。

なんて思いながら次回予告へ。

来るのは知っていたけど予想以上に早かった!
公式サイトによると次回はあくまでゴースト編。

以前の『フォーゼ&ファイズ』編みたいなことにはなっていない。
それもそのはず、門矢士は公式発表でゴースト編以降も登場が確定している。

伊達にベルトもマゼンタになりライダーの紋章増加されているわけじゃないぞ。
これもう10周期ディケイドじゃないのでは……。

なお、見事に次回予告を破壊されて、Twitterのトレンドもゴーストよりディケイドが上回った。
私も好きなキャラワンツーである御成とアラン様出ないショックが完全にぶっ飛んだ。
普通に可哀想な展開に、天空寺タケルも一言物申したがっていた。

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Fate/Masked Order Cosmos in the Rider belt