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仮面ライダーガヴ 13話ネタバレ感想・考察 シープ&ジータの苛烈な連携がエゲツなくて最高!

特撮ファンに注目される仮面ライダーガヴ第13話「約束の手作りケーキ」。今回は新フォーム「ブシュエルフォーム」の登場と、主要キャラクターたちの複雑に絡まる背景を匂わせる描写が散見されました。

特にグラニュートの人攫いや母親の手がかりを探る物語は、視聴者に重要な確信を抱かせます。本記事では、ネタバレを含めた感想と考察を通じて、それぞれの状況やこの後に起こる容赦ない悲劇を探ります。

次回第14話の展望も含め、仮面ライダーガヴの世界を深掘りしていきます。

この記事を読むとわかること

  • 仮面ライダーガヴ第13話のストーリー概要と見どころ
  • ブシュエルフォームの特徴とその能力
  • 次回第14話の注目ポイントと展開予測

ブシュエルフォームとは?その力と意義を徹底解説

仮面ライダーガヴのブシュエルフォームは、見た目の鈍重さと引き換えに圧倒的なパワーを誇る形態です。このフォームは、ショウマが幸果の手作りブッシュ・ド・ノエルを食べたことで誕生した「ブシュエルゴチゾウ」を基盤としています。

ブシュエルフォームの象徴ともいえる胸部の「ブシュエルラング」は、エネルギーを一定方向に巻き上げて高トルクを発生させる仕組みを持ち、全身に供給することで強大な力を発揮します。このフォームは、クリスマックスを使用するための耐久性と怪力を兼ね備えており、グルキャンフォームよりバランスの良いパワー型といったところでしょう。

初登場の背景とストーリー展開

ブシュエルフォームは第13話で初登場し、物語の重要な局面でショウマが新たな力に目覚める瞬間を描きました。ケーキ作りを通じて仲間との絆を深めたショウマが、新フォームを得て敵と戦う展開でした。このフォームの登場により、ショウマの人と関わる成長が形になっていると思います。

ですが、このフォームを得たところで、今回戦う相手は……。

フォームチェンジの能力と特徴

ブシュエルフォームのスペックは以下の通りです:

  • 身長:195.8cm
  • 体重:86.6kg
  • パンチ力:1.1t
  • キック力:2.1t
  • ジャンプ力:2.1m(ひと跳び)
  • 走力:8.6秒(100m)

見た目通りの鈍重さを持ちながら、その代償として高いパワーを特性としています。必殺技「ブシュエルフィニッシュ」では、薪に見立てた木を無数に生やして敵を拘束し、クリスマックスで一気に薙ぎ払う豪快な攻撃を繰り出します。

絆斗の母親に関する手がかりの真相

仮面ライダーガヴ第13話では、絆斗が母親の失踪に関する重要な手がかりを追い求める展開が描かれました。敵であるグラニュートから得た証言が、この事件に対して新たな進展を与える一手となりました。

母親の悲劇に隠された真実を追う絆斗の行動は、その裏にチラつく真相で視聴者に緊張感を与えるとともに、物語全体の核心部分に触れる重要な要素となっています。

グラニュートとの遭遇が示唆するもの

今回の絆斗はグラニュートとの遭遇で、明確に20年前は人プレスを作らず人間を攫う活動をしていたことが明らかになり、母親の誘拐は闇菓子作りのため意図して実行された可能性が高くなりました。

そして改めてみても絆斗の母親をさらったグラニュートは形状こそ違いましたが、腰回りが赤いです。前回の感想でも書きましたが、赤ガヴは一人しかいません。

また、ショウマには一部記憶の欠落があることも明らかになりました。この欠落がいつどうして起きたのかにより、ショウマが絆斗の母親をどうしたのかも変わってくるのではないでしょうか。

情報は小出しになってこそいますが、思いの外よく触れている印象もあるため、そう遠からず明らかになる可能性もありますね。

ハンティくんによるコント展開

ショウマVSシータ&ジープの構図を作るため、絆斗は別の誰かと戦う必要があったわけですが、単なる消化試合にせず情報収集を含めたのは上手いと思いますね。

そしてまさかのコント(に見えながら一応ちゃんと戦ってた体ですかね? いや、どうみてもイチャついてるようにしか見えなかった)展開で一笑い取りにきた。

これも、リアリティブレイカーではありますが、この後に控えるシータ&ジープを際立たせつつ、視聴者を飽きさせない演出としては有りだと思います。

それはそれとして水の中汚いな……。

シータ&ジープによるガヴ撃破の衝撃

第13話では、ガヴが新フォームで挑んだ戦いにも関わらず、シータとジープのコンビネーションに敗れるという衝撃的な展開が描かれました。この敗北は、ガヴの限界を示すだけでなく、さらなる成長への伏線ともなっています。

シータ&ジープの戦闘スタイルやその強さが印象的であり、視聴者に彼らの力と深い憎しみを感じさせる内容でした。

シータ姉さんとジープ兄さんの怪人態

シータとジープの怪人態は、胸を見るとシータが女性型で、ジープが男性型とわかるようになっているデザインが特徴的です。

加えて、ジープ兄さんは胸の下にファーをまとい、シータ姉さんは人間態でベルトを装着しています。さらに、シータ姉さんに合わせて人間態ではジープ兄さんが肩掛けをするなど、二人の仲の良さが視覚的にも表現されています。

このような細部のこだわりが、二人のキャラクター性と魅力をさらに引き立てていますね。

コンビネーション攻撃の強さと展開の意味

シータとジープは、息の合った連携攻撃でガヴを圧倒しました。それぞれの能力を最大限に活かしながら、的確なタイミングで攻撃を繰り出すスタイルは、ガヴにとって大きな脅威です。ここぞという時に手を繋いでガヴの攻撃をやり過ごすなど、姉弟の絆も入れ込んでくる演出が上手い。

それだけでなく、わざわざガヴの装甲を剥がした上で追い打ちをかける、一切手を緩めず苛烈に攻め続けるなどの姿勢から、ショウマに対する深い怨恨が伝わってきます。

ガヴの新たな成長を示す伏線

今回のガヴはブシュエルフォーム以外にも、これまで獲得してきたゴチゾウを使い、次々とフォームチェンジや強化を駆使してシータ&ジープに立ち向かいます。

しかし二人の連携によってことごとくいなされて、最後は吹き飛ばされる形で敗北しました。ブシュエルの必殺技を掻い潜りトドメの一撃を叩き込む演出は非常に格好良かったです。

グルキャンの装甲すら通用しないその威力に驚きです。クビになる窮地だったのだから、最初から自分たちで戦っていればよかったのに……と、恨みの強さは感じつつ同情させないヘイトコントロールも上手いです。

次回「奇跡の覚醒!ケーキング」の期待ポイント

仮面ライダーガヴ第14話では、新フォーム「ケーキングフォーム」の登場が予告されています。このフォームが物語にどのような影響を与えるのか、ファンにとって大きな関心事となっています。

さらに、ガヴの逆襲や物語の新たな展開が期待されており、視聴者を引き込む内容になることが予想されます。

ケーキングフォーム登場の経緯に期待

ケーキングフォームは、ガヴのとって最初の中間強化フォームという扱いになります。このフォームは、ケーキをモチーフにしたユニークなデザインであり、既に最終フォームのような雰囲気も漂わせています。

特に、ガヴがどのようにしてこのフォームを獲得し、敵に立ち向かうのかが注目されています。ケーキングフォームの登場は、ガヴの成長と物語の転機を象徴する出来事となるでしょう。

ガヴの逆襲と物語の鍵

第13話での敗北を受けて、ガヴがどのように逆襲を果たすのかが次回の大きな見どころです。

今回の敗北は、ガヴにとって一つの試練となりました。新フォームでも打ち勝てなかった事実は、現在のガヴの限界を見せる意味もありました。

母親以外の大切な人が作って、初めて一緒に食べたケーキで生まれた新フォームが通用しないのはある意味絆の敗北とすら言えます。ショウマが自分の手で作ったケーキと幸果との絆はこれをどう乗り越えるのかに期待です

また、物語の鍵となるグラニュートの手がかりや、絆斗の母親に関する新情報が明らかになる可能性もあります。これらの要素がどのように絡み合うのか、視聴者の期待が高まっています。

次回は、新たな戦いと物語の展開が大きく進む瞬間として、見逃せないエピソードになるでしょう。

この記事のまとめ

  • 仮面ライダーガヴ第13話で登場したブシュエルフォームの概要と能力
  • 絆斗の母親に関する手がかりとグラニュートの謎
  • シータ&ジープによるガヴ撃破とその意味
  • 次回第14話「奇跡の覚醒!ケーキング」の展開予測と注目ポイント

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