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仮面ライダーガヴ 10話【ネタバレ感想・考察】店ごと消える敵が予想外過ぎた件

この記事を読むとわかること

  • 仮面ライダーガヴ第10話のあらすじと主要キャラクターの関係性
  • 敵キャラクター「グラニュート」の目的とその背景
  • 戦闘シーンの見どころやキャラクターの成長が描かれる要素

「仮面ライダーガヴ」第10話では、意外な舞台での対決とガヴとヴァレンのやり取りが中心で話が進んでいきました。

失踪したケーキ店を追うショウマと絆斗が見つけた真実とは? グラニュート内部の不穏さや、対して良好な二人のライダーの関係はどう変化していくのか。

本記事では、注目シーンのネタバレと考察を交え、第10話の見どころを解説していきます。

第10話のあらすじ:失踪したケーキ店の真相とは?

第10話のエピソードは、ショウマと絆斗が失踪したケーキ店を追う流れで進んでいきます。

店や建物ごと忽然ときている不可思議さ。二人は次第にその謎に近づき、少し意外な場所で戦いが始まりました。

謎のケーキ店とグラニュートの正体

物語の冒頭、絆斗が「はぴぱれ」を訪れ、消えてしまったケーキ店について調査を依頼します。

ショウマはゴチゾウたちに密かに店の捜索を指示し、店主が幼稚園に潜伏していることを突き止めます。

この店主は、実は敵の一人であるグラニュートであり、なんとヤドカリの能力で店や幼稚園を運んでいました。

文字通りの力技過ぎて逆に予想できませんでした。今回は正体を隠したり敵の正体だったりが、全体的に豪快な力技で進んでいきます。

二人は幼稚園に潜入し、ついにグラニュートとの直接対決が実現します。

絆斗とショウマはどちらも仮面ライダーであることがバレないよう、なんとか機転を利かせ合おうとしてちょっとズレてる感じが、お約束の流れになってきました。

ショウマと絆斗の関係性とキャラクターの魅力

「仮面ライダーガヴ」第10話では、主人公ショウマと2号ライダー絆斗が協力して敵に立ち向かう様が描かれています。

互いに対する信頼とライダーとしての役割が試される中で、それぞれのキャラクターの個性をだしていました。

ライダーとしての二面性と互いの「正体」に気づく瞬間

ショウマと絆斗は、それぞれがライダーであることを隠しながらも、協力して事件を解決していきます。

絆斗はショウマ相手だと自分が場をリードするように振る舞う一方、ライダーとして戦う際には「先輩ライダー」として相手を立てる場面も見どころです。

チョコで固定されるヴァレンに対して、高火力なグルキャンフォームで力押しするガヴとの対比も出ていました。

 

グラニュートの意図と敵の目的

第10話では、敵キャラクターであるグラニュートが再登場し、その悪意に満ちた計画が明かされます。

グラニュートの行動は単なる悪役にとどまらず、敵組織全体の目的や戦略が垣間見える重要な要素となっています。

この章では、彼の意図と行動の背景に迫り、物語の核心に触れていきます。

子どもを狙う理由と闇菓子に込められた意味

今回、グラニュートは子どもたちを狙って行動しており、これは彼が作る「闇菓子」の材料に関係していることが示唆されています。

純粋で抵抗しにくい子どもをターゲットとすることで、より高品質な闇菓子を生成しようとしているのです。

この展開は、視聴者に敵の残酷さと組織の恐ろしさを感じさせる一方で、ライダーたちの使命感をより強調しています。

またヴァレンがガヴのゴチゾウを求めると、快く譲ってくれる気前の良さや優しさが仲間意識としてよく表れていました。

仮面ライダーガヴ 10話【ネタバレ感想・考察】店ごと消える敵が予想外過ぎた件

この仲の良さは気持ちが良い一方、例年のライダーたちに比べると平和過ぎて少し物足りなさも感じてしまいます。

互いに正体がわからないからこそ、それを活かしてあえて勘違いによる普段とライダー時との落差のパンチが弱いのは少し勿体ないなと思いました。

グラニュートの意図と敵の目的

グラニュートの行動は個体の思想だけでなくストマック家内のポジションごとの動きも物語性を作っています。

今回はそれぞれの立場からの状況を掘り下げていきましょう。

子どもを狙う理由と闇菓子に込められた意味

今回、グラニュートは子どもたちを狙って行動しており、純粋で抵抗しにくい子どもをターゲットとすることで、より高品質な闇菓子を生成しようとしているのです。

この展開は、昭和ライダー的な匂いがあり、敵の残酷さと狡猾さをアピールする要因になっています。

また、敵組織の恐ろしさを感じさせることにより、子供たちを守るライダーたちの使命感がより強調されてもいました。

そういう意味でも、今回はこれまでの中でもわかりやすいヒロイック性が形になっていたと思います。

悪の組織が描く「現代の悪」―社会批判の要素も

グラニュートが放つ一連のセリフや行動は、現代社会への暗黙の批判としても読み取れます。

クビ寸前のジータとジープは、なんとか社内で生き残るため上司であるランゴに取り入ろうとします。

その際、さらりと社内のいざこざから「末端にしわ寄せがいく」という描写は、社会の不条理に通じるものがあり、大きなお友達の心を抉りにきていました。

そして双子があたふたしている裏側でグロッタがニエルブに接近して、情報を引き出そうとしていました。

窮地の家族を利用するか気にもかけない冷たさと、それぞれの立ち回り方が表れています。

とりわけ、公式からも暴力担当といわれていたグロッタが、きちんと客観的に状況をみて立ち回っているのも興味深いところです。

相対的に社長であるランゴの影が薄くなっているような気もしますが。そして……。

戦闘シーンとライダーの見せ場:ファン必見のポイント

第10話の戦闘シーンは、仮面ライダーガヴとヴァレンの共闘が最大の見どころです。

このシーンでは、ライダーそれぞれの強さや個性が存分に発揮され、視聴者を圧倒するアクションが展開されます。

新たなフォームや技も披露され、シリーズを通じての名シーンとなること間違いありません。

グルキャンフォームによる迫力の戦闘描写

今回、ガヴが新たに使う「グルキャンフォーム」は、その頑強さと圧倒的な火力で敵を圧倒します。

前回は重装甲がクローズアップされた分、今回は火力面が前面に押し出されています。大量のミサイルを放つ攻撃はその破壊力の凄さから、映像的な面でも戦闘の迫力が増していました。

ヴァレンもその攻撃に巻き込まれず、犠牲者を助けるサポート面で動いており、二人の息の合った連携も見どころです。

全弾発射や肩からのキャノン砲は、他の仮面ライダーだとゾルダが有名です。

平成初期のフォルムと比べるとお菓子の可愛らしいデザインが無骨さを打ち消しており、時代の流れを感じさせてくれました。

まとめ:仮面ライダーガヴ第10話の見どころと今後の展開

「仮面ライダーガヴ」第10話は、緊張感ある戦闘シーンやライダー同士の関係性が含まっていくのを感じられる回となりました。

失踪したケーキ店を巡る謎、ストマック家内の動きと並行して話が進んでいます。ただ、脚本家が変わっているせいか、全体的に少し話の密度が低い感覚もありました。

また、今回は最初から共闘状態だったせいかヴァレンとガヴのそれぞれのキメ台詞を聞けなかったのも少し寂しさが残ります。

そして、次回はストマック家の長男にして現在のボスキャラにあたるランゴが地球へと直々にやってきます。

社長という立場と、部下が情報を上げず中でぐるぐる回しているせいで、ファンからは大泉洋のごとく「またしても何も知らないランゴ兄さん」扱い受けてきました。

そんな兄さんがついに直接現場への視察にやってくるのです。うん、敵のボスが降臨は熱い展開ですが、会社としてはあまりよくない状態では?

この記事のまとめ

  • 仮面ライダーガヴ第10話では、失踪したケーキ店の謎が展開
  • グラニュートの正体と、子どもを狙う理由が明らかに
  • ショウマと絆斗の絆が深まり、互いの成長が描かれる
  • 戦闘シーンでの「グルキャンフォーム」など見どころが満載
  • 社会批判も含まれ、単なるヒーローアクションを超える内容

こちらが記事のまとめです。ご確認ください。

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