仮面ライダージオウ 45話『2019: エターナル・パーティ』
ゼミ生の皆様こんにちは、語屋アヤ(@ridertwsibu)です。
まさにサープラーイっ! 仮面ライダーエターナル、そして克己ちゃんの登場です!
Twitterで大道克己をナチュラルに克己ちゃん呼びする人は、皆心の中に泉京水が住んでいるというツイートを見つけて爆笑しました。
明らかに視聴者のテンションがアクアより高くなっていますが、これは流石にしょうがないと言わざるを得ない。
アクアはまさに純粋な驚きが強かったですが、こっちは人気キャラだけに歓喜も声も大きいですね。
次回はまだ明確には撃破されていないアナザードライブ、スウォルツは計画の意図を見せてきそう。そしてすれ違いによるゲイツの離反。
最終幕と言うだけあって今回も情報多くて濃いなあと。
スウォルツとゲイツに関しては通常の感想と考察で思う所は語ったので、予想の方ではアナザードライブを中心に語っていきます。
ではでは、次回の予想と考察を始めましょう!
スポンサーリンク
アナザードライブは本当にウールなのか
見出しをドライブっぽくしてみようと思ったのだけど、予告という特殊な枠組みじゃないと普通の文章っぽくなってしまうこの現実。
書き出す前から私の心が若干どんよりしてしまった。
それはともかく、アナザーディケイドを除けばオオトリを飾ったアナザードライブの中身は、スウォルツに切り捨てられたはずのオーラだった。
オーラの何がすごいかって、これまでの行動がすこぶる外道だったので、アナザーライダーの中からひょっこり出てきてもまるで違和感がない。
視聴者達に「こいつならやりかねない」と直感的に思わせるのは、ある意味すごいことだと思う。
これでウール、スウォルツ、オーラの三人が全員アナザーライダーへと変身したことになる。
とはいえ、オーラが本当に本物なのかはかなり疑問だ。
オーラは若干人の良さみたいなものが見え隠れするウールと違って、根っこが普通に外道である。
ウールを助けたいと嘘をつきウォッチを手に入れようと画策して、倒されたら冷たい罵声を飛ばす。
そしてアナザーライダー唯一の死亡者、マンホールの人を殺害した張本人だ。
お好み焼き突いて可愛さアピールしても手遅れ感が……。それはせめてキカイ編より前にやっておくべきだったと思う。
そんなだからタイムショッカーの可愛いと思う子ランキングでウールに負けたんだよ。ツクヨミも負けたけどね!
けれど、同時にオーラはかなりプライドが高い人物だ。
スウォルツは目的のためなら手段を選ばず、アナザーキバに頭を下げて傅いた時もオーラは拒絶した。
そして気に入らないという理由で、その後わざわざトドメを指している程だ。
完全に自分を騙して利用していたスウォルツに、今更再び寝返るとは到底思えない。
では、あのオーラの正体は何者か、という疑問が出てくる。
この手のコピー能力だと以前出てきたワームは擬態能力を有しているが、やはりここはドライブの設定を活かすためにもロイミュードが妥当なところだろう。
ワームが出てきたことからロイミュードが出てきても違和感はない。いやまあ、ロイミュードはドライブ本編で全滅しているので矛盾はするのだけど、それは過去から連れてくれば済むだけの話だ。
映画は実質ドライブ編でもあるとはいえ、流石にこの終盤で出てきたために、アナザードライブは他作品に比べてあまりドライブらしさは活かせていない。
ちなみに戦闘中にどんよりは発動させていたが、設定上はドライブもどんよりを発生させることは可能だ。
本編でドライブが一度も使用しなかった理由は市民への配慮と、どんよりを使ってしまうと市民を脅かすロイミュードと同じなってしまうため、という警察としての信念である。
アナザードライブに泊進之介のような精神性はあるはずもないので、武器として使えるのならむしろ積極的に使用してくるだろう。
つまりこれ単体ではオーラ=ロイミュード説確定にはならない。
ちなみに、仮面ライダーマッハは登場したての時期に使用しており、そこで進之介が使用しなかった理由も解説されている。
(後付部分も多いだろうけれど、ちゃんと後半の剛との整合性を大事にしているのがわかる内容)
余談だけれど、詩島剛がどんよりを使ったのは単なる人格的な問題だけではない。
あのド派手な登場パフォーマンスも含めて、当時の精神状況が強く影響していたと小説版で解説されている。
なぜ今出したかというと、この作品は全編詩島剛の一人称で書かれており、次の劇場版ではも登場するのでキャラの把握とおさらいには非常によい作品だ。
Vシネマともストーリーは繋がっており、一作品としても十分に面白いのでオススメ。
スポンサーリンク
さあ、地獄を楽しむぜ
仮面ライダーアクアの登場はかなり予想外だったが、残り話数的にもこれでTV本編でのレジェンドは最後かなと思っていたところにまさかの大道克己がレジェンド出演だ。
これは本当にめっちゃくちゃ嬉しい。
元々『仮面ライダーW』は私もかなり好きな作品だということもある。
それ以上にForeverではWだけがかなり雑な扱い受けて、TV本編でもアーマーが数回使われただけだった。
他の作品はともかくWのみはフォローの入れようがない冷遇っぷりで、流石にレジェンド出演が風麺屋のオヤジだけは悲しすぎる。
それならまだクウガのようにレジェンド無しの方がマシだとすら思っていた。
もはや半ば諦めていたところで、まさかこの人が参戦してくれるとは……! という心境だ。
大道克己なら文句なしどころか、ありがとうございますと叫びたい。声を大にして叫びたい。
…という事で
大道克己 仮面ライダーエターナル
復活します
ずっと エターナルを愛してくれた
皆んなの願いが 実現したよ
皆んなのおかげ本当にありがとうな#大道克己#仮面ライダージオウ#仮面ライダーエターナル#松岡充#MICHAELhttps://t.co/t8Iaeokj47https://t.co/Bt0pn3eG08 pic.twitter.com/v96iCZOCwF
— mitsuru matsuoka (@mitsurumatsuoka) 2019年7月21日
そして外見も雰囲気もほとんど変化無しだ。
なお、大道克己役の松岡充氏は『仮面ライダードライブ』にも関わりがある。
元々歌手でOPの主題歌を担当しており、後に動画配信作品にて仮面ライダー4号の声も当てている。
そして松岡充氏といえば仮面ライダーエターナルが好き過ぎる人でも有名だ。
『仮面ライダー3号』と『仮面ライダー4号』の宣伝番組に出演した時もエターナルが仮面ライダーWに敗れたという説明を強く否定して、『風都の風』に敗れたと強調して訂正した。
更には自分設定として4号は大道克己がショッカーによって改造された姿だと考えており、アフレコの際に『さあ、地獄を楽しみな!』と入れて当然の如くNGを食らったことを同番組でネタにしていた。
なお、大道克己が改造された設定で演じる部分までは監督にOKもらっていたそうな。
また、ライブではあまり特殊パフォーマンスをしない人なのだが、劇場版Wの主題歌についてはライブでも特別に仮面ライダーエターナルへと変身するパフォーマンスを見せてくれた。
それくらい克己と仮面ライダーエターナルが大好きな人なのだ。だからこそファンとしても克己の復活は嬉しい。
また今回の出演においても下記のコメント(一部抜粋)を出している。
彼を死に追いやったのが風都市民の祈りの風だったとして、
今回、彼を蘇らせたのはエターナルの復活を切に願う、
彼への熱い想いを持ち続ける僕自身と仮面ライダーファンの祈りだったと思う。
このコメントだけで『仮面ライダーW』という作品と大道克己への想い、そしてファンへの感謝が強く伝わってくる。
しかもアクアとの戦闘というジオウだったから実現したともいえる異色バトルもあるようなので、楽しみすぎて仕方ない!
後、何気に尻彦……じゃなくて霧彦さんがめっちゃ羨ましそうにしておられた。
ブレンのように、いつの日か仮面ライダーナスカとして復活してくれる日が来ることを、心密かに期待して待っております。
復活、、、それは更なる進化。
衣装など要らない。
僕もいつの日か
君達の元に帰ってきたいものだそれまで、おやすみ✨#仮面ライダージオウ#エターナル#ナスカ#園咲霧彦 pic.twitter.com/aa0WPpNao2
— 君沢ユウキ (@yukikimisawa) 2019年7月21日
[cc id=236]