『S.I.C. 仮面ライダーゴースト』の予約が開始されました。
価格:12,960円(税8%込)
発売日:2019年09月
SICシリーズの最新作として仮面ライダーゴーストが登場しました。
私は個人的にゴーストはSIC映えするライダーだなと前々から思っていたんですよ。
ゴーストのデザインは平成仮面ライダー全体で見ると比較的シンプルにまとまっています。
しかしゴーストというわかりやすいコンセプトにパーカーや眼を模したベルトなど特徴的な記号も多い。
だからこそ、『S.I.Cコロセウム』に参加した時どのようにアレンジされるのだろうと楽しみにしていました。
結果としては思ったより王道的なブラッシュアップをかけてきたなと。
ゴースト以外にも死神的なデザイン特徴も入れてんでいるのですが、これが違和感なくまとまっています。
シンプルに『ゴーストらしさとは』を考えて作り上げたデザインとコンセプトをどう表現したかを見てみましょう。
より幽霊と死神らしさに開眼したデザイン
ゴーストの頭部が元デザインに比べて、頬から細くなっていき顎部分に装甲がかかっている。
この形状は人間というよりも人骨に近い。
口元の歯を覆うパーツで表現しているように見えた。
S.I.C. 仮面ライダーゴースト オレ魂 約200mm PVC&ABS&ダイキャスト製 塗装済み可動フィギュア
人骨とは当然死体=幽霊であるが、同時に死神らしさとしても機能する。
王道かつ安定したゴーストらしいデザインだ。
ヒーローとしては怖くなり過ぎるのである意味S.I.Cだからできることだとも言える。
頭部の角パーツが少し太めになっている。
パット見だと大きな変化には見えないかもしれないが、フードを被ると角が強調されて、そこから部分的に覗く眼が攻撃的なイメージを強めている。
これも髑髏とは別に、死神を攻撃的なデザインで表現しているように感じた。
ボディデザインは線が増えて全体的にブラッシュアップされていて紋様らしさが出ている。
クリアパーツを多用することでゴーストらしさも演出しているぞ。
そして重要なのはその上に羽織るパーカーだ。
ゴーストのパーカーは基本的に黒いがヒーローらしく綺麗で材質も布っぽさがある。
それがSICだとかなり違う。
全体的に材質が布っぽくなく、使い込んで擦れた後や傷がある。
何より下の部分が千切れてボロボロだ。
これはまるで死神のマントを意識したデザインとなっている。
初期ゴーストのような浮遊する姿ともよく合う。
S.I.C. 仮面ライダーゴースト オレ魂 約200mm PVC&ABS&ダイキャスト製 塗装済み可動フィギュア
武器のガンガンセイバーも大きく、死神の巨大な鎌を意識しているのではないだろうか。
なお、今回の商品イメージ画像には含まれていないが、燭台用パーツも用意されており手に持つことができる。
元々ガンガンセイバー自体が一部燭台をイメージされてデザインされており、燭台をメインにした武装として付属するようだ。
ベルトデザインもより目玉っぽさが出ている。
その結果ちょっと大きくなっているのか、デザイン的により中の眼魂が目立つようになった。
ムサシ魂にフォームチェンジが可能!
デザインのメインは通常フォームのオレ魂だが、なんとムサシ魂も付いてきており、フォームチェンジして遊べる仕様になっている。
パーカーを羽織ることによるフォームチェンジするシステムをフィギュアでも実現してみせた。
S.I.C. 仮面ライダーゴースト オレ魂 約200mm PVC&ABS&ダイキャスト製 塗装済み可動フィギュア
ガンガンセイバーは二つに分離するギミックが含まれており、ムサシの二刀流を再現することもできる。
あえて使い込まれた感のあるパーカーと相まって剣豪感が見るからに増したデザインだ。
ちゃんとフォームチェンジまで計算された構成になっている。
S.I.C. 仮面ライダーゴースト オレ魂 約200mm PVC&ABS&ダイキャスト製 塗装済み可動フィギュア
後、何気にユルセンも付いている。
正体が判明しているため、猫っぽい要素が追加されいてマスコット感がアップだ。
デザイン的に劇的な変化は加えられていないが、細やかなデザインとそこから見える演出でゴーストらしさを表現している。
おまけも含めて、細部まで気を使っているなと言うイメージだ。
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