「刃牙らへん」最新第33話「美意識」では、ジャックとピクルの壮絶な戦いがさらに白熱しています。今回もジャックの強烈な猛攻が続き、ピクルはなす術がない状況が続いています。
ジャーマンスープレックスをはじめ、全力を尽くすジャックに対し、ピクルがどう反撃するのかが大きな注目ポイントです。果たして、ピクルはこのまま圧倒されるのか、それとも逆転の一手があるのか、見逃せない展開が続きます!
次の展開が気になるファン必見の内容を解説・考察します。
この記事を読むとわかること
- ジャックが勝利のために「噛道」を駆使する理由とその戦術
- ピクルが野生本能を活かし、極限状態で反撃のチャンスを狙う展開
- ジャックとピクル、異なる戦闘技術がぶつかり合う壮絶な対決
美意識を捨て勝利にこだわるジャック!ピクルの野生本能との壮絶な戦い
「刃牙らへん」33話では、勝利のために手段を選ばないジャックと、野生そのものの戦闘本能で闘うピクルが激突しています。
ジャックはその長い戦闘経験と過酷なトレーニングから、「勝利のためには美意識を捨てる」という徹底した戦術を選びました。
一方でピクルは、現代の戦闘技術や戦術を超えた野生の本能で、肉体のポテンシャルを最大限に発揮する戦い方をしています。
勝つための手段を選ばないジャックの覚悟と噛みつき技の戦略
ジャックは今回の力押しでのラフファイトから進化を遂げ、強力な武器として「噛道」を得ました。
様々な格闘技術を扱いつつも、隙をぬって敵の体に噛みつき、致命的なダメージを負わせることで、相手を弱体化させていく戦法です。
噛みつく場所も戦略的で、腕や肩といった部位を執拗に狙い、出血と痛みで相手の動きを鈍らせることを狙っています。
ピクルの野生的な戦闘本能が導く本能的な反撃
一方、ピクルは計算された戦略や技術ではなく、純粋な肉体と本能を頼りにした戦いを続けています。
ジャックの攻撃を受けながらも即座に反撃の機会を伺うピクルは、危機に陥ると持ち前の瞬発力と強靭な筋肉で対応する本能的な強さを見せています。
これが、勝利至上主義のジャックとは対照的な闘い方であり、読者に「本当の強さとは何か」を問いかけています。
ジャックの噛道がもたらす次の一手は?
ジャックが徹底的に噛みつく戦術「噛道」によって、ピクルを追い詰めていく様子が描かれます。
この噛道には、ジャックの戦闘哲学と覚悟が込められており、噛むこと自体を技術として磨き上げるということに異常なまでの執念がうかがえます。
ジャーマンスープレックスを駆使するジャックの連続攻撃
ジャックはジャーマンスープレックスといったプロレス技も駆使してピクルに連続攻撃を仕掛けています。
ピクルの巨体を空中に放り投げ、そのまま地面に叩きつける! それもこの仕合三度目の後頭部叩き付けです!
通常の打撃には桁違いのタフネスを持つピクルですが、今回は動揺しているのが見て取れます。
肉体的なダメージよりも、噛み付きを何度も受けて、反撃してもすぐに状況を返されてしまう焦りでしょうか。
ジャックの巧妙な連携技は、噛みつきによるダメージと合わせてピクルの動きをさらに封じ込める効果を狙っているようです。
さらにここから起き上がり、ジャックの次なる手がピクルへと襲いかかろうとしています。
美意識を捨て勝利に執着するジャックの執念
ジャックは豪快なパワーと噛み付きで闘うラフファイターだったため忘れがちですが、誰が相手でも油断せず、徹底的に勝利するまで手を抜かない完璧主義者です。
かつてボロボロになりながら立ち上がってくるアライJrを、徹底的に痛めつけ意識があるかをチェックして顔面を踏み付け続けたシーンがそれを象徴しています。
噛道の技術を身に付けたジャックは、ピクル相手に華々しい勝利を狙うのはではなく、泥臭く噛み付きによる消耗戦での勝ちを狙いに行っているように思われます。
ジャックの戦い方をみて、花山薫も自分はええカッコしいだから真似できないと語っていました。
このままピクルは噛ませ犬になってしまうのか?
ピクルが噛ませ犬として倒れてしまうのか、それとも彼の潜在能力が発揮され、逆転の展開となるのかが注目されています。
ジャックは「噛道」を通してピクルを圧倒していますが、これまでの戦いでピクルが「追い詰められた時にその潜在能力を発揮してくる」場面を目にしてきた読者は、彼の逆襲に一縷の望みを期待している人もいるでしょう。
とはいえ、噛みつきによる出血でスタミナを削られているピクルが、このままでは限界に達してしまうのは避けられない状況です。
出血が止まらないピクルに残された選択肢
ピクルの強靭な肉体も、出血によって徐々に消耗しており、持ち前の野生的な本能が弱ってきています。
ピクルも爪を使った鋭利な攻撃でダメージは与えているものの、ジャックも十分タフな上、急所ではないため出血多量で先に沈むのはピクルの可能性が高そうです。
しかし、ピクルが極限状態に追い込まれることで見せる爆発的な力は、ファンにとって期待のポイントでもあります。
これまでピクルは、狩りや闘いで追い詰められた時に、白亜紀で恐竜と闘っていたスタイルをさらに引き出す傾向にあります。
もしピクルが限界を超え、さらなる潜在能力を引き出すことができれば、ジャックにとっても予測不可能な反撃が始まるかもしれません。
ジャックの猛攻をかわすピクルの逆転の可能性
ジャックの連続的な噛道攻撃に対して、ピクルがこのまま防戦一方で終わるのか、それとも逆転の一手を放つのかは、ファンの関心を集めています。
ピクルは肉体が極限まで追い詰められた状態でも、その瞬発力や驚異的な筋肉によって一瞬の隙をついて反撃に出る可能性を秘めています。
その本能的な力が噛道の攻撃を超える一撃として爆発すれば、戦いの流れが一気に変わるかもしれません。
逆にそうでなければ、前回のジャックVSピクル戦の時とは真逆で、ジャックが終始ピクルを圧倒しての勝利となるでしょう。
元々のピクルの高い戦闘力から考えると、これは意外であると同時に少々拍子抜けを感じてしまいます。
刃牙らへん33話まとめ:ジャックとピクル、勝利と本能の激突に迫る!
「刃牙らへん」33話は、ジャックが勝利に徹底的にこだわる姿と、ピクルの原始的な本能がぶつかり合う構図が非常に印象的でした。
33話は、ジャックの「勝利への執念」と「美意識を捨てて勝ちに行く精神性」が如実に表れた回です。
ジャックは噛道に頼ることでピクルをじわじわと追い詰め、戦術的に勝利を掴もうとする徹底ぶりを見せています。
ピクルが「野生」の本能を引き出しきった反撃が見られるのか、それともジャックの噛道がさらに洗練された形でピクルを追い詰めるのか、読者にとって見逃せない展開となっています。
この記事のまとめ
- ジャックは勝利至上主義に徹し、噛道を駆使してピクルを追い詰める
- ピクルは野生の本能を頼りに限界状態でも逆転の機会を狙う
- 異なる信念と戦い方を持つ二人の戦いは、読者に「真の強さ」とは何かを問いかける内容