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【仮面ライダージオウ】31話感想 アギト第一話のオマージュが胸熱!

2019年4月14日

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仮面ライダージオウ 31話『2001: めざめろ、そのアギト!』

ゼミ生の皆様こんにちは、語屋アヤ(@ridertwsibu)です。

わだかまりがなくなって、本当に友達感覚なソウゴとゲイツの対話シーンが楽しい!
後、ウォズがやたらとエコー効き過ぎぃ!

今回よりオーマの日を越えて、残りのライドウォッチを集めるよ編が開幕しました。
その一人目は仮面ライダーアギト!
クウガが平成仮面ライダーの発端なら、アギトは複数ライダーの登場や劇場版など現在まで続く基盤を作り出した作品であると思います。

アナザーアギトがアナザーアギトそのものであることや、仮面ライダーアギトの変身はもちろん。
ストーリーもかなりアギト本編を意識した設定と構成でした。

またソウゴとゲイツ、そしてウォズの関係が一旦落ち着いて、今度はツクヨミへの掘り下げが始まりました。
単なるサポート役を脱却する流れですね。

今回はアギトに関してとツクヨミについて思うことを書いていこうと思います。

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ジオウ31話はアギト1話のオマージュ

前回のブレイド編はバトルファイト未決着だったその後の世界を描いた、ある意味ブレイド完結編ともいうべき構成だった。
アギト編も本編後の時間軸ではあるものの、内容的には純粋に(アギト視点ならば)後日譚的要素が強い。

そしてストーリーの構成はむしろアギト第一話を強くイメージしていた。
冒頭から出てくるG3のテストは、同じくアギト一話の頭にもある。
『G3マヌーバ』という表現も同様だ。



当時は最新鋭機のG3が、今度は全国配備の流れへと変化している。
それも、当時はオペレーターとして頼りなかった尾室隆弘が責任者となった。
自然な年とキャリアの重ね方で現在の立場に違和感を感じない。

しかしG3のテスト中にアナザーアギトが乗り込んで一蹴される。
その後もアナザーアギトにはまるで敵わず、むしろアナザーアギト化されてしまう。

年代を経ても、仮面ライダー扱いされないどころか噛ませ犬として倒される。
その扱いに我々は懐かしさと安心感を得るのだ。
やっぱりG3はこうでなくっちゃ!

とりあえず尾室のG3全国配備計画は頓挫待ったなしの流れだ。
普通に装甲剥がされて美味しくいただかれてしまう。
アマゾンズを思い出す捕食シーンだった。

後半のアギト登場も第一話に対してのオマージュシーンだ。
第一話と違って変身前での登場だが、暗がりからベルトを輝かせて現れる流れはそっくりそのままである。

アギトの頃は変身がすごくシンプルなので、戦いながらの変身が違和感なくできていた。
戦闘においては、とにかく派手で騒々しい今の平成仮面ライダーと、ストイックな格闘戦のアギトでいい感じに分かれている。

ボタンを押して変身する流れも私は好きなので、そちらは次回に期待したい。
トリニティフォームの登場も確定しているので、そっちも含めてすごく楽しみだ。

津上翔一の演技も年相応に少し落ち着いた雰囲気が強くなっている以外は当時のまま。
外見的な変化もあまり大きくないため、まさに私達の知る『翔一くん』だった。

風谷真魚は大人になって、レストランAGITΩで働いていた。
こっちは理想的な年の重ね方をした美女といった風情である。
それでもちょっとした会話から、翔一と真魚の関係が変わらないことがわかる細やかな演出だ。

翔一は海外へ料理の修業へ出ているので、店は真魚に任せているのだろうか。
それだけ従業員と経営は安定しているとも言えるだろう。
OREジャーナルとは真逆のパターンだが、翔一のいないレストランAGITΩもまた歴史を感じさせた。

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アギトの設定にかなり踏み込んだアナザーアギトの能力

仮面ライダーアギトのアナザーアギトはアナザーアギトだった!
言葉にすると何言ってんだって感じだが、アギトを知る者からすれば放送開始前から思っていた『アナザーアギト』どうするんだ問題の答えである。
なお、白倉Pによると関係者からも突っ込みを受けていたらしい。そりゃあそうだろう……。

デザイン的にはジオウ版は胸に『2019』と『AGITΩ』の表記が付いている。
今回も2019年で生まれたアナザーライダーだ。
とりあえず2019年にアナザーライダーが生まれたら現代のオリジナルと共存できるらしい。
いい加減この辺の説明はほしいところだ。

また、複眼には他のアナザーライダー特有の瞳が追加されている。
むしろ増殖されたアナザーアギトの方がアギト本編に近しい造形となっていた。

そう、今回のアナザーアギトは固有の能力として、一般市民をアナザーアギトへ変えて増殖する能力が備わっていた。
本家本元の木野薫が言った「アギトは俺一人でいい」に対してスウォルツは「アギトは一人じゃない」である。
ある意味、人の意見を求めない男の本領発揮だ。

アギトのラスボスであると同時に神様のテオスは、愛する人類がアギト化することを酷く嫌っており、アギトにおける戦いはそのために生じたと言っても過言ではない。
最終話では「人間はいずれアギトを滅ぼします」と発言しており、最終的に人間を見守るという選択をした。

結果、18年ほど未来でアギトがゾンビのごとく大量発生して人間を襲っている
これにはテオスも予想できなかった展開だろう。
場合によってはまた洪水で全部流して人類やり直し案件だけど。

なお、仮面ライダーアギトに登場するメインのライダー三人にはそれぞれにテーマ性がある。
仮面ライダーアギトは『既に仮面ライダーである男』。

仮面ライダーギルスこと葦原涼。
こちらは『仮面ライダーになってしまった男』。

そしてG3の氷川誠は『仮面ライダーになろうとする男』。
G3ユニット自体、人類が科学技術によって仮面ライダーになろうとする意思の表れだった。
そんなG3がアナザーアギトの能力によってアギト化する展開は、とても皮肉が効いている。

今回は一切触れられていないが、G3を目の敵にするアナザーアギトは一体何者なのか。
タイムジャッカーとは別に、正体と目的も気になるところだ。

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ツクヨミとタイムジャッカーの関係

ウォズやゲイツと比べて名前の雰囲気が違うツクヨミは、記憶喪失による偽名だった。
そして窮地の中でタイムジャッカー達と同じ時間停止能力を発現させる。

記憶喪失の前振りがこれまで一切無かったので、流石に唐突感はあるなと思う。
けれどただでさえジオウはストーリー構成が複雑なので、ゲイツと決着を付けた後のタイミングじゃないと、さらにややこしくなっていたのは間違いない。

全体的にキャラクターのバックボーンを語らずにずっとやってきたジオウだが、オーマの日を境にソウゴの始まりが明かされ、ゲイツとウォズの関係性も形になった。
後半に差し掛かって裏側の設定も明かされていく流れになっている。

そういう意味では、今度はツクヨミと共にずっと謎しかなかった、タイムジャッカー達とは何者なのかへと話が流れていくタイミングなのかもしれない。
少なくともタイムジャッカー達の能力が道具によるものではなく、超能力や人体改造に類するものだとわかるようになっていた。
これまで触れる機会の少なかったタイムジャッカー達のことも、自然と気になるように仕向ける構成だ。

OPではタイムジャッカーサイドの中にツクヨミがいるという印象的なシーンが追加されている。
スウォルツも思い出さない方が幸せとまで言っている過去だ。
相当に重いものであり、今後のストーリーにも大きな影響を与えるものである可能性は高い。

それにしてもツクヨミ、割と前線に出張ってくるサポート役なのに、これまで時間停止が発動するような窮地に陥ってなかった。
というか、今回もスウォルツにアナザーアギトけしかけられているのに、キレのある動きとファイズフォンX一つで奮闘している。

もはや視聴者側もツクヨミがアナザーライダー相手に一人で持ちこたえていることに違和感がない。
むしろカッシーンにスライディングキックかましたこいつならこれくらいやる、くらいの心持ちだ。
間違いなく平成仮面ライダー一の武闘派ヒロインである。

もう四人目のライダーとして変身してゲイツばりの戦いを見せてもあまり驚かない。
むしろ事件に関わる主人公サイドがヒロインを含めて全員ライダーという平成仮面ライダー史上初にして最後の展開は心躍る。
(かなりの変身率だが、関係者多すぎて一部変身できなかったエグゼイドはある意味惜しかったなあ……)

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