仮面ライダージオウ 4話『ノーコンティニュー2016』

どうも、未だにポッピーピポパポで早口できないゲタライドです。

今回は本格始動した二話構成、エグゼイド編の後編でした。
前回は事件編としてアナザーエグゼイドに辿り着き撃破。
そしてすかさず宝生永夢とエグゼイドが登場。

今回はガッツリと永夢が話に絡んでの解決編となりました。
余計な要素に尺を取られることなく、きちんとエグゼイド編として話を構成しています。
おかげでエグゼイド本来のテーマも触れておりかなり満足度の高いストーリーでした。

また前回は大人しめだったソウゴも、後半では色々動きがありましたね。
将来魔王になる問題児に対して、ゲイツとツクヨミの意思と対応も見えてきたように感じます。

今回はソウゴ達がアナザーライダーと戦いつつどういう思考で動くのか。
そしてジオウのエグゼイド編が抽出したエグゼイドらしさについて考察していこうと思います。

ソウゴが魔王にならないための方法

ソウゴの目標はあくまで王様になること。
そのためにジオウの力は必要不可欠なものだ。

自力で王になるという選択肢はない。
というか王になるという目標が曖昧過ぎて、もうジオウの力を使って魔王にでもなるしかない。
だから最高にして最善の魔王になってやれ、というのがソウゴの流れである。

そしてオーマジオウ化しないための方法として、ツクヨミとゲイツの手を借りると決めた。
自分でどうにもならないことは他人を使うというスタンスは、人の上に立つ人物っぽい。

王様志望だからか、年上が相手でも基本ため口だ。
先輩のレジェンドライダーであり、普通に医者をやっている宝生永夢が相手でも例外ではない。
もちろんアナザーエグゼイドである見知らぬオジサン相手でもブレなかった。
普段は人の良い少年って感じだから、余計に違和感がすごい。

仮面ライダーディケイドで士が俺様キャラだったのは、破壊者らしく他のライダーと対等に話しても問題ないようにするためだったんだなと、今更そこに気付くとは思わなかった。
この王様口調はもう慣れるかしない。

ソウゴは普通の市民を民と呼ぶ。
このご時世……というか現代社会で、王様になりたいと宣う高校生に永夢もビックリだ。
受験すらしないのだから、王になれなかった未来なんてまるで考えていなさそうな様子である。
医者になるために、そりゃ現実的かつものすごく努力した永夢の視点だと、ソウゴはどれくらい奇異な存在に見えるだろうか。

それでもゲイツに良いところをことごとく持っていかれた前回に比べると、今回は永夢の目的も自分で考えて調査しており、ちゃんと主人公していた。
立ち回りそのものは上手いので、決して頭が悪いわけではないのだろう。
勉強ができるのと頭の回転が速いのは別問題だ。
だからこそ、ここまで非現実的な夢を(ジオウになるまでは)完全無計画に追いかけていたのは不思議でならない。

ゲイツとツクヨミのスタンス

ゲイツ達は未来でオーマジオウと戦い、敗北した上に多くの犠牲者を出した。
そのために真に助けるべきは未来の仲間達である。
とはいえ今いる犠牲者を放っておくこともできないので、ゲイツが単身過去へと飛んだ。

しかしアナザーエグゼイドは同じエグゼイドの力でしか倒せないため、結局倒すことができなかった。
この辺りのルールは以前もまとめているので、よくわかんないって方はこちらを参考に。

疑問なのだけど、ゲイツがアナザーライダーと同じアーマータイムを使用すれば、アナザーライダーは倒せるのだろうか?
それならゲイツがライドウォッチを集めて王になるという選択肢もあるはずだ。
素直にソウゴとライドウォッチ争奪戦をすれば、王になる妨害もできるので、アナザーライダーを倒すことにも繋がる。

しかしツクヨミは過去のソウゴの人格がオーマジオウとかけ離れているため、正しい王となるために自分達が導く方向性を見出した。
オーマジオウとソウゴの人格に大きな差があるため、明らかにオーマジオウ化するような切っ掛けがあったという考えもあるだろう。
監視という手段をとって情が沸いたのも理由としては十分あり得る。

そしてソウゴが魔王になってしまうなら倒してほしいという見解を示したため、ゲイツも一先ずは納得しそうな雰囲気だった。
円満解決とはいかないが、互いに歩み寄った妥協案としてまとまった感じだ。
元々ゲイツがツンデレ甚だしいため、これはいざオーマジオウ化してしまいそうな時に躊躇って倒せないとかの流れになりそうだけど……。
逆にツクヨミがためらわずファイズフォンXぶっ放しそうでもある。

宝生永夢の挟持

宝生永夢がジオウ達と敵対したのは、やはりあくまで患者の治療をするためだった。
自分の医療を貫き通すためなら過激な手段を取ることも厭わないのが永夢である。
時代的にも永夢はまだ自分の奥にある真の闇と向き合っていない。

エグゼイド、そして医者として貫禄は出ているが根っこのところはTV本編と同じなようだ。
永夢の抱える医療に対しての狂気と闇については小説版で深く掘り下げられている。

永夢にとっての治療とは、患者の体と心を癒すこと。
患者の心も救うことを重要視する永夢は、アナザーエグゼイドになった患者の父親を止めようとしていた。

結局はこの事実を調べたソウゴが、過去を改変し飛彩が手術をするように持っていくことで解決する。
ちゃんと患者(アナザーライダー)の心まで救うスタンスは実にエグゼイドらしい方向性で、かなりしっくりときた。

前回のアナザービルドは結局ただ倒して終わりで、犠牲者のその後は不明だ。
ソウゴ達はこの部分について、あまり関心を示していなかった。
そういう意味だと、今回本当の意味で犠牲者を救ったのは永夢の医者としての矜持であると言える。
ビルド編と違い、ちゃんとエグゼイドの重要なテーマである医療が掘り下げられているのはとても嬉しかった。

飛彩も出番は少ないものの、天才外科医設定が活かされていた。
主にその内容がケーキ切り分けだったのは、まあ原作の持ち味を活かしたお約束表現だろう。

そして過去に戻った2016年時点の永夢は明らかに現代と違う雰囲気だ。
新人と経験を積んだ痕の永夢が綺麗に演じ分けされていて、こういう細かい演出も非常にテンションが上がる!
成長したレジェンドライダーが見れるのもジオウの醍醐味になりそうだ。

レジェンドライダーネタについて

今回はウール達タイムジャッカーが使っていると思われるタイムマシンが登場。
まさかのゴーストからまさかのイグアナゴーストライカーがロボ化して参戦だ。


仮面ライダーゴースト 合体霊獣 DXイグアナゴーストライカー

これは後々、デンライナーやキャッスルドランの登場も期待したくなる。
なるのだけど予算面が心配にもなるね!

そして上から目線で「やるね」と言いつつ戦闘は普通に負けた。
やはり売れ残りオモチャのリサイクルではこれが限界か……!
ディケイドの時に客演で出たリュウガがディエンドに負けたのを思いだす。


ガンバライジング/ライダータイム1弾/RT1-008 仮面ライダージオウ エグゼイドアーマー LR

エグゼイドはダブルハンマーだ。やはりアーマータイムはゴツい。
顔の文字は5文字だが、案外綺麗に収まってるなと。

アーマータイムだとエフェクト文字が全部カタカナ表記になった。
ソウゴは英語も駄目なんだね。むしろ得意教科が気になる。

ゲーム要素については歴史改変によってバグスターがいないため、ストーリーに絡めることはできなかったが、その分戦闘演出面で積極的に出してきたという印象だ。
ゲームが苦手なソウゴはエフェクトごと武器として使用してしまう。
もはやゲームもへったくれもない攻撃に永夢も普通に残念そうだ。継承とは……。

永夢もウォッチを貰ったけど、これいつライダー能力宿るんだろう。
巧なら解析してビルド化させたとかで違和感ないが、いつかこの伏線も回収されたらいいな。