仮面ライダージオウ 33話『2005: いわえ!ひびけ!とどろけ!』

どうも、ゲタライド(@ridertwsibu)です。

過去の設定をふんだんに使い、レジェンドの出演量もかなり増えたブレイド編とアギト編。
立て続けにファンを歓喜させる展開でかなりハードルも上がっているでしょう。
そこへ次は響鬼編にして、登場するレジェンドはトドロキと桐矢京介。

轟鬼の出演は純粋に歓喜するファンも多いと思います。
師匠であるザンキさんから時代を繋げていく姿が見られるわけです。
発表された写真からは、もはやザンキさんに引けを取らないベテランの貫禄があります。

両者とも師から鬼の技を引き継いだ存在。
(京介がヒビキを名乗る以上は前ヒビキさんは引退した可能性が高い)
しかし桐矢京介は『仮面ライダー響鬼』にとって良くも悪くも重要かつデリケートな存在です。

今、京介をレジェンドとして出す。
その意味を次回に向け、予想・考察していきましょう。

レジェンドから逃げないからこその桐矢京介

『仮面ライダー響鬼』には30話にてスタッフ交代という大きな転機が起きた。
その切り替えタイミングの最初に登場したのが桐矢京介だ。

ディケイドが示したように破壊からしか創造は生まれない。
スタッフ交代が発生した時点で、もはや番組には存続が困難なレベルに達しており、旧体制を破壊して新たな状況構築が必要だった。

新キャラクターの京介には元々番組を切り替える役割が与えられており、また既存の世界観ではあり得ないキャラ付けは、番組改変の象徴的なシンボルとなった。
極論を言えば、少年と少年を見守る優しい大人達の世界に、何か嫌な感じの子供がこれまでの空気を壊すためにずけずけと踏み込んできたのだ。

多くの視聴者が鳴滝テンションで「おのれ京介ぇ!」となったわけである。
そして実質的な主人公であった明日夢と京介はヒビキの弟子となり、最終的に明日夢はヒビキを継がず京介が鬼となった。

当時の私は三十話以降の展開にかなり困惑したし失意もあった。
ただ、この結末自体には案外納得している。

響鬼前半がクウガだとするなら、後半はファイズやブレイドだ。
いつもの平成仮面ライダー路線に切り替えた。
これだけ大きな路線変更をしながら、話の核である明日夢の成長物語を描ききっている。
それも二十九話までに明日夢とヒビキが作った関係である弟子になりそうでならなかった関係の答えを形にした。

今となっては、むしろ前半で育てたテーマ性崩さず、既存の平成ライダーとして響鬼を描き次代へと繋いでくれたことに感謝している。
仮面ライダー響鬼で平成仮面ライダーの歴史に幕を閉じさせず、時代を繋いだのは他でもない京介なのだ。

仮面ライダージオウは歴史を継承して、新たな時代を始める物語である。
そこで桐矢京介なのは、まさに繋いだ先にあるものを描く姿勢だ。
現代で響鬼を継承するのならば、ヒビキさんから受け継いだ京介から継承するのは筋であると言えるだろう。

もちろん継承という意味では轟鬼も同様だ。
この二人が揃って出ることにこそ意義がある。

響鬼の終了から長い年月が経ち、改めて作品を客観的に観て再評価する人も増えてきた。
とはいえ、京介という見る人によれば未だに響鬼負の象徴として扱われる存在であり、あえてヒビキではなく京介をレジェンドとして全面に押し出す。
(ジオウはサプライズも多いので後編でヒビキさん登場の可能性はゼロでもないけれど)
それはジオウの歴史継承において必要なことであり、まさにレジェンドから逃げない姿勢である。

レジェンドで地獄兄弟が登場?

はてさて、残る平成仮面ライダー作品も少なくなってきた中で、かつて矢車想役だった徳山秀典と、影山瞬役の内山眞人氏が同日に今日は撮影だとツイートしている。
仮面ライダーとしての発表は全くないが、地獄兄弟が同日に撮影だと言われたら、まあ期待するなと言うのが無理な話だ。

間違いなくカブト後半を引っ張った今でも人気のコンビである。
レジェンドライダーとしてディケイドに引き続きジオウでの参戦は期待したい。
ちなみに、ディケイドで主演した(ディエンドの召喚を除く)ライダーはカイザ、リュウガ、王蛇、ブレイド(キングフォームだったがどちらもレジェンド主演)と結構な割合で出ているので、あり得ない話では決してないだろう。
あ、じゃあできれば紅渡も……。

なお、内山眞人氏は最近もゲーム実況で可能ならカブトをやりたいとも発言している。
思い入れはしっかりあるようで、一ファンとしても嬉しい限りだ。
PS2版カブトは本当に名作。