作品情報

【レビュー】東宝怪獣コレクション 3号
タイトル 東宝怪獣コレクション 3号
媒体
制作
シリーズ 東宝怪獣コレクション
作品要素

レビュー

第3号はキングギドラ特集だ。
ゴジラ界の中でも最大のライバトルとして名高い怪獣だ。
しかも作品によってデザインが大きく異なるのも特徴的である。

フィギュアはキングギドラの羽&脚とシン・ゴジラの頭部だ。

フィギュアはシンゴジラ第4形態の頭部とキングギドラの尻尾パーツ。
なおシンゴジラは5号分に分割されているため、次回の更新でもまだ完成しない。

シンゴジラの頭は完成品状態で届くが、実際にはいくつかのパーツが組み合わさって形成されている。
サイズが大きい分、前回のメカゴジラとは比べ物にならないぐらい細かな作り込みになっているのが頭部だけでもわかった。

キングギドラの情報は『三大怪獣 地球最大の決戦』からがメインだ。
有名どころではキングギドラの体が金色になった理由が触れられている。
これは知っていたけど、初期デザインの羽が虹色だったのは初めて知った。

某東方の吸血鬼を思い出した。これはこれでちょっと見てみたかったもしれない。
今ならアニメCGで体ゴールドで羽の内部が虹色発光して粒子を振りまく幻想的な進化系キングギドラとかやれそう。

マニアックな部分だと本当の演者は誰だったのか問題にも触れている。
こちらは確認できる資料上の情報からの考察も含まれているが、おおよそ同意できる内容だった。

その他、けがの功名的な攻撃演出の解説など、特撮技術面にあまり明るくない人には結構な情報の宝庫ではないかと思う。

総評評価基準

評価:2.5 評価基準
シンゴジラの頭部など造形面は悪くない。
ただ脚と翼、頭部だけは値段に対してパーツ分けし過ぎじゃないかと流石に思う。

こんな人にオススメ

  • キングギドラ好き
  • 精巧な怪獣フィギュアを収集したい
  • 東宝怪獣(ゴジラシリーズ)の勉強がしたい