作品情報

タイトル | 東宝怪獣コレクション 2号 |
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媒体 | |
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制作 | |
シリーズ | 東宝怪獣コレクション |
レビュー
第2号はメカゴジラ特集だ。
ゴジラ界の中でもキングギドラと双璧をなすゴジラのライバルとして認識されており、バリエーションも豊富。
しかも作品によってデザインが大きく異なるのも特徴的である。
フィギュアはメカゴジラ(+キングギドラの頭&胴体)だ。
明るいシルバーのボディは少し暗めでグレー寄りの印象になっている。
とはいえ色合いは実物と比較してもそんな大きな違いはない。おそらくはスミ入れでそんな感じに見えてしまうかなと。
他のレビューで書かれていたような、サンプルとは全然違うって程ではなかった。
ここは個体差が生じているのかもしれない。
造形面はほとんど問題ない。
般若面のような顔付きや独特なフォルムもバッチリ。
ただ、流石に目や口の中については細部が省略されている。
これはサイズ的な限界点だと思う。
(個人的にはこのサイズでよくここまで作りこめたなぁって思うレベル)
昭和ゴジラシリーズのメカゴジラなので創刊号のゴジラ(1984)に比べると小さい。さっそく統一スケールによる怪獣のサイズ差がわかる。
平成シリーズのメカゴジラならサイズ感は1984以上になり、個人的にも好きなデザインなので期待したい。
キングギドラは2~5号を合わせて完成なので、後に完成したバージョンを掲載予定。
メカゴジラの特集については、設定面の解説だけでなく企画案から完成に至る流れも説明されている。
初期はメカゴジラという名前ですらなかったのは初めてしった。
後、しれっとアンギラスのコラムも書かれていた。
普通に良い内容なのだけど、オチは奴の足跡はここで途絶えている系のもの悲しいやつ。
個人的に結構好きな怪獣なので、ゴジラS.P.で久方ぶりにスポットを当ててくれたのは嬉しかったなぁ。
総評(評価基準)
評価:3.5 評価基準 |
ただカラーリングはぱっと見て少しだけくすんでいるように見える(実際はそれほどでもなかった)。
情報の内容は冊子の厚さから考えると充実している。
こんな人にオススメ
- メカゴジラ好き
- 精巧な怪獣フィギュアを収集したい
- 東宝怪獣(ゴジラシリーズ)の勉強がしたい
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