意外と知られていない電子書籍の選別ポイント
私は電子書籍大好きっ子である。
基本、紙でしか売っていない本以外は電子で買う。
紙で買った本もある程度溜まってくると自炊で電子化する。
理由は携帯性、置き場所、保存性、値段など様々あるものの、特に値段が大きい。
紙書籍と内容がまったく同じなのは当たり前だが、電子だと80%オフで買えたとかが普通にある。
何故そんな異常な割引が発生するか、カラクリは後々に説明するが、値段に関してはもう一つ紙書籍ではあり得ない特徴が存在する。
電子書籍は同じ本でもショップによって値段が異なるのだ。
このことを知っていないと、毎回無駄に高い金額を支払うことになる。
例えばAmazon(kindle)では大抵の場合、紙より電子書籍の方が少し安く設定されているためお得に見える。
しかし他のショップに比べたことはあるだろうか?
私が愛用しているhontoだと、基本的に紙書籍の20%オフが最低ラインになっている。
実際に私の購入時の割引率は25%オフ以上が大多数だ。
これは、hontoが発行しているクーポンによるものだ。
一ヶ月中、ほとんどの日で全品20%クーポンが発行されている。
月に数度は25%オフが出るので、急ぎではない本はこのタイミングでまとめ買いする。
他にもKADOKAWA商品25%オフとか、講談社商品30%オフとか、〇〇社のBL商品40%オフみたいなクーポンがやたらと出るのだ。
一部出版社のエロ漫画とBL作品はやたらと40%オフクーポンが充実している。不思議だね!!
板垣恵介作品40%オフクーポンが出た時は、欲しいと思っていたバキシリーズの完全版をまとめ買いした。
また、ほぼ毎日何かしらのフェアを開催していて、特定の作品やシリーズが割引されている。
これはkindleでもよくあるが、大抵あっちは最初の1~2巻は無料で、以後は通常通りの値段であることが多い。
hontoの場合は対象のタイトルは全品同率で30~70%割引とバーゲンセールレベルになっている。
これに対して更に〇%オフクーポンが使えるため、結果8割引以上になるのだ。
最近だと水星の魔女フェアで、過去のガンダム漫画作品や関連書籍が一部半額になっていた。
またお気に入りに入れている本がフェアで割引対象になると通知してくれる機能もある。
これすごく便利で、いつか機会があれば読みたいぐらいの作品は、とりあえず全部お気に入りに突っ込んである。
「んな美味い話があるの? 詐欺商材か何か?」かと思うかもしれないが、これには理由がある。
実は、電子書籍の原価は紙書籍に比べて3割ぐらいの値段でしかない。
考えてみれば当然で、印刷や配送費用などが一切かからないのでその分が丸ごと浮くのだ。
その原価率で売ると冗談抜きで紙書籍が滅びるため、普段は少し安め程度の価格設定になっている。
要は、本来なら最初からそれぐらい割引できる利ザヤがあるのだ。
ちなみに新規登録会員は自動で50%オフクーポンが配布されている。
(私の時は無かったので妬ましい……)