※ 当記事で使用している画像は、全てAmazonが許可している商品画像です。

仮面ライダージオウ 21話『ミラーワールド2019

どうも、ゲタライド(@ridertwsibu)です。

私にとって、仮面ライダー龍騎は初めてみた平成仮面ライダーであり、最も思い入れの深い作品です。
それもあって遂に龍騎キター! って感じのテンションでの視聴でした。

龍騎編ですが、アナザーライダーはリュウガ。
ディケイドの時も個別で登場していたので、映画オンリーの仮面ライダーですけど、リュウガは結構知名度と人気がありますね。
今回のアナザーリュウガはサバイブとSIC感が同居していてデザインもすごく良い!

今までアナザーライダーは不死身だけど戦闘力は高くないので、歴代怪人の中でも弱い印象がありました。
そんな中で初めてジオウ達と真っ向から互角以上に戦える存在なのは嬉しい。

また、今回は仮面ライダー同士のバトルロワイヤルやそこにあったテーマ性ではなく、ミラーワールドを中心とした龍騎の世界観が主軸で語られていました。
特に大久保編集長のシーンは印象的で、『平成ジェネレーションFOREVER』とはまた違った切り口で、仮面ライダー世界のリアリティを演出していてすごく面白い!

同時に迫るオーマの日についても平行で語られており、二つの内容が錯綜してストーリーを作っていました。
今回はそれぞれをわかりやすく分けつつ考察していこうと思います。

ソウゴが黒ウォズに厳しい理由はオーマの日が原因

白ウォズが登場してからというもの、ソウゴは黒ウォズに対して反応が雑になってきている。
オウマジオウの未来へ導く存在だと考えれば、邪険に扱うのは不自然なことではない。

しかし前回までは扱いは雑でも、まだどこかしらフレンドリーさのあるものだった。
今回は話しかけられても無視したりいつもより手厳しい返しをしたり、ソウゴのテンションが大きく変わっている。

ソウゴは黒ウォズが持ってきたのはリュウガに対抗できるパワーアップアイテムだと勘付いていた。
学校の成績は悪いが、察しは良いのでこの辺の理解は早い。
しかも黒ウォズが持ってきたのは本来オーマの日で使うはずの超重要アイテムだ。


仮面ライダージオウ DXジオウライドウォッチⅡ

これまでオウマジオウという未来は確定していても、そこに繋がる道筋はあやふやだった。
そこへついにオウマジオウへと直接繋がる要素がでてきたのだ。

今回のソウゴはゲイツやツクヨミ達に、オーマの日についても改めて把握し直している。
このままいけばオーマの日は、ジオウ、ゲイツ、アナザーライダーでの三つ巴の決戦になりそうだ。
加えて本来ならジオウ最大の敵となるディケイドの存在もある。

しかもゲイツリバイブという本来あり得なかった未来の分岐まで生まれて、ソウゴが魔王になる未来は確定したルートではなくなった。
ゲイツリバイブの誕生条件であるミライドウォッチも二つ集まり、残りは一つでリーチがかかっている。
状況を改めて認識して、ソウゴの警戒心が高まるのも無理はない。

だがゲイツはソウゴに対して白ウォズは信用していないと言い切った。
事実、魔王を倒せる未来に揺れ動いてはいものの、白ウォズとの信用関係は築けていない。
そこで自分だけが黒ウォズからオウマジオウに繋がるウォッチを手にするのは、裏切りに近い精神的な抵抗もあるのかも。

それにソウゴがオウマジオウ化に近付くのなら、ゲイツもまた抑止力としてゲイツリバイブの力は必須となる。
逆視点から見れば黒ウォズがジオウウォッチⅡを持ってきたのは、白ウォズがゲイツリバイブという驚異を持ち込んだために他ならない。
ソウゴとゲイツは望まないまま、互いに相手を上回るための土台が着々と築かれている

ただソウゴがジオウウォッチⅡを使う決断を下したのは、ゲイツの無茶を止めるためだった。
魔王に近付く理由が自分のためではなく民のため、そして本来は自分を止めてくれる仲間のためとは、隠し味に皮肉が効いている。

しかしソウゴはジオウⅡウォッチを起動できず、ミラーワールドへと連れ去られてしまった。
ちゃんと操作法聞いていなかったのは、何時も通りに使えると思った勘違いもあるだろうが、そもそも邪険に扱い会話が中途半端だったのも理由だ。
できれば使いたくないという躊躇いが心のどこかにあった結果、中途半端な覚悟が想定外のトラブルを招いたとも考えられる。

それはさておき、逃げられないと粒子になって消える反転空間へようこそ!
どうせジオウアーマーがミラーワールドでも有効とかそういう設定で、そこまで驚異にはならないだろうけど、ミラーワールド自体が懐かしい……。
ミラーワールドジオウが、顔に書かれた文字が反転していて実にわかりやすい特徴だ。
それにしても家臣だけでなく我が魔王もちょいちょい分裂するよね!

棘のあるソウゴとは逆に、黒ウォズは久し振りに預言書通りの事件が起きた上、ゲイツ&白ウォズペアに対する逆襲のチャンスを掴んでテンション高い。
やはり黒ウォズはこのくらいのノリが一番楽しいと感じた。
それと、ゲイツやツクヨミが時間移動できないけど、黒ウォズはどこからジオウⅡウォッチを持ってきたのだろうか。

OREジャーナル消滅が生み出すリアリズム

OREジャーナルの潰れた理由がすごくリアルで納得できてしまう。
黄金のザリガニ出没のネタがあったら、今やYouTuber達が嬉々として確かめに行って配信する時代だ。
その前から時代はWeb2.0に移り変わり、個人が自由に他者へ情報を発信するようになっている。

OREジャーナルは社員数名のベンチャー企業だ。
時代の変化についていけず消えてしまったのは、悲しいかな納得できてしまう。
当時に輝いていたものが、今も全て成功しているわけじゃないのはすごくリアリティがある。
逆にあの時代、確かにそこにOREジャーナルはあったのだと感じられた。

燃え尽きてしまったのか大久保編集長にも、当時のエネルギッシュさが感じられない。
しかし誰より熱かった男、真司の話になると編集長の目に輝きが戻る
出番は少なかったけど、素晴らしい存在感と演技だった。


仮面ライダー龍騎 大久保大介役 津田寛治 直筆サインカード

真司の部屋は、先代龍騎の部屋みたいになっている。
これは明らかに狙った演出だろうなあ。
そして思いの外あっさりと城戸真司は見つかった。

倒れていた理由はリュウガに襲われたからではなく、一酸化炭素中毒だった。
ミラーワールドの出入り口全部塞いで、別のところでドジこいているのはあまりに真司らしい。
ふっ飛ばされる時の声も当時の真司そのままだった。
外見は結構変わったのに中身は……。

龍騎の世界だけは他と違って、タイムジャッカーの介入に関係なく全てが無かったことになっている。
他のライダー達は歴史が改ざんされても、それぞれに成長の形跡は残っていた。

しかし真司だけは何も残らず変わらず、平穏に暮らしているのが正しい。
むしろそうしてくれないと、城戸真司が戦いを止めるため駆けずり回って辿り着いた結末は何だったの? となってしまう。
ゆえに、今のまさしく一般人な雰囲気が城戸真司のあるべき姿と言える。
まあ、そのせいで他人に戻ってしまった、ある意味もう一人の主人公、蓮がストーリー上出られないのかもしれないけど。

とはいえドジっ子とやられシーンだけで龍騎編が終わるのは悲しい。
来週は他人の交通事故にも自分から首突っ込む真司の熱い側面がみたい。

ゲイツリバイブが作る未来を予想

白ウォズはゲイツリバイブが勝利した後の世界を、「まるで時間が止まったかのような平和」と表現した。
わざわざこんな遠まわしな表現している時点で、何かしらの意味が含まれていそうだ。
元々白ウォズがまるで信用ならない男なので、単なる比喩表現であるとは考え辛い。

現在のソウゴには未だ最低最悪の魔王になる気がまるでない。
未来のソウゴがオウマジオウになったのには何かしらの理由が隠されているはず。
だとしたらゲイツリバイブが勝利したことで、オウマジオウが阻止したかった未来に至ってしまった可能性もあるだろう。

しかし同時にゲイツリバイブが創造する未来には、仮面ライダーシノビと仮面ライダークイズが存在している。
少なくとも2022年は近未来的でこそあれ、本当にまともな世界に見えた。
2040年だってメチャクチャな世界なら主水に何かしらの兆候があっても不思議ではない。

もう一つ、主水はゲイツリバイブのことを認識していなかった。
タイムジャッカーによる歴史改変をクイズの世界は受けていない。
ならば『仮面ライダーのいない歴史』ではないので、白ウォズのように『ゲイツリバイブという救世主がいた』という情報は持っていても不思議じゃないだろう。

またゲイツのタイムマジーンは未来へ行けないが、白ウォズはクイズの時代へ行って帰ってきている。
所持しているノートの性能からも完全に歴史の発展が停止しているとも考えにくい

世界の人口を半分にしても止めたかった、時間が止まってしまったような理想郷の世界。
多分すぐにそうなったわけではなく、目に見えづらい形で進行していったか、もしくは2068年に何かしらの問題が起きている。
その流れから2068年ではゲイツリバイブが救世主として強く認識されていて、オウマジオウの未来を潰すために白ウォズがやってきた。

2068年でディストピアが生じるなら、というシナリオくらいしか辻褄の合う流れが見つからない。
なんにしても言葉の表現一つでここまで信用ならないと思わせる白ウォズはある意味すごいね!

城戸真司を倒せばアナザーリュウガは消える理論の大きな問題

白ウォズはノートを使うことなく真司を襲う。
アナザーリュウガはミラーワールドの真司のため、現実世界の真司を倒せばミラーワールドの真司も消える。
白ウォズ理論の上ではそうなるらしい。
そもそも、この理論は過去の世界で起きた事象から考えれば破綻している

龍騎劇場版での登場時、リュウガの目的は現実世界に鑑賞できる肉体を得ることだった。
実際にその企みは成功して、一度は現実世界の真司と融合している。
だが現実世界の真司は拒絶して再び別れた後、リュウガは何の躊躇いもなく龍騎を倒そうしていた


ガンバライジング/ガシャットヘンシン2弾/G2-021 仮面ライダーリュウガ LR

しかもファイナルベントまで使っているので殺意十分。
付け加えるとこの段階では龍騎を倒してもまだナイトが残っているため、ライダーバトルの勝者にはなれず、新たな生命の獲得もできない。
真司を殺すと自分も消滅するなら、この行動は完全に矛盾している。

今回はノートを使用しておらず黒ウォズの預言書が機能しているため、オウマジオウ側の歴史扱いの可能性が高い。
白ウォズは独自の推理をしたはいいが、見事に間違っていたのでは……。

とはいえ、今回のミラーワールドは龍騎本来の世界に比べて、ちょっと変質しているよう感じられる部分もある。
ウールの数千回石投げる努力によって、ミラーワールドの世界へ繋がったのは完全に後付設定だ。
というか門矢士はどこでミラーワールドの接続方法を知ったのだろうか?

ディケイドにおける龍騎の世界はオモシロ裁判を実施していて、ミラーワールドの接続方式はもはや常識レベルで確立されていた。
もしかしたら、ディケイド版龍騎の世界は、ガラス割り方式で偶然ミラーワールドの世界を繋ぐ技術を手に入れたのかもしれない。

鎌田カッターで密室殺人が成り立つほぼギャグ系の世界だ。
なんせ裁判参加者がタイムベントによる時間遡行する行為を犯罪としながら、現実的に止める手立てがないというザルっぷりでもある。
もはや何があっても不思議ではない世界観ではあった。
それでも自分で書いてて残念過ぎるので、別の理由であってほしいと思う今日のこの頃。

それにしても、ウールはよく門矢士の言葉を信じてトライし続けたね。
好き勝手動いた挙げ句、勝手に途中退場した信頼度ゼロの男を信じたわけだが、結果としては報われた。
士はわざわざ悪役ムーブしていたので、ソウゴ達を育てるため試練の一つとして布石を打っておいたのかも。


仮面ライダージオウ VOL.2 [DVD]


【早期購入特典あり】仮面ライダージオウ Blu-ray COLLECTION 1(全巻購入特典:「平成仮面ライダー20作品記念ロゴ20 RIDER KICKS ピンバッジセット(20種)+収納ケース)」引換シリアルコード付)


平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER コレクターズパック [Blu-ray]